14ーパーティ
簡単なパーティ内容乗せときます
・シャルテ(男性)リーダー 剣士 片手剣
・ハリアー(男性)盾職 大盾x1 腰にショートソード
・バラック(男性)盾職 大盾x1 腰にショートソード
・カイン (男性)弓職 ロングボゥx1 弓矢x20
・リッテ (女性)魔術師 杖らしき物x1
朝 鐘の鳴る前に起きることができた、この世界に慣れてきた証拠かな~と思いつつ、準備をする。
荷運びとはいえ、武器は持っていこうと思い、ショートソードを腰に差して宿をでた。飯付きの依頼だったので今日は弁当はなしだ。
西門に着くと既に冒険者達が集まり出していた。
シャルテさんを探すと荷車っぽい所にいて、パーティ内で話しをしていた。
「シャルテさん おはようございます、今日はよろしくお願いします」
「おはよう!昨日は無理を言って悪かったな。助かったよ〜 」
パーティの皆さんに紹介して貰った。
さあ 行こうと、 西門からの外の景色は朝靄がかかる幻想的な景色だった。
シャルテさんを先頭に朝日を背に浴びながら、私は最後方から荷車を運んでいく。
歩いて1時間ほどすると大きい道がなくなり、小さな道に分かれ始め、その中の1本を通り始めてしばらくするとシャルテさんが足を止めた。
「みんな!此処からは警戒をしてくれ、ハヤミは魔物が出たときは後方に下がって待機!後方の索敵だけ頼む」シャルテさんはパーティ全員に指示を出していく。
「わかりました!」と返事をしてパーティ全員の動きを後ろから見ていた。
シャルテさん(剣士)を真ん中に左前側面に盾職のハリアーさん、右前側面に同じく盾職のバラックさん、 左後側面に弓職のカインさん、右後側面に魔術師のリッテさん
菱形の隊形で歩き始めた。
それから30分くらい歩くと大きい森が見えてきて、 森の手前で歩きを止めた。
「少し休憩しよう」
カインさんだけ警戒にあたり、私達は休憩をした。
「ハヤミ 疲れたか?此処からだぞ!森の中にアタックをかけるぞ!荷車はここに置いていくからお前はリッテの側にいろ、絶対にリッテから離れるなよ!離れた場合は責任が持てんからな!」
シャルテさんは少し脅かしながら私の背中を軽く叩いた。
私は緊張した面持ちで「はい!」と答え、 リッテさんが隣にやってきて「ハヤミ君、戦闘になったときは、私の後ろで待機ね、なにがあっても私の指示に従って頂戴ね」とウインクされた。
しばらくするとカインさんが警戒から帰ってきて、「いくか?シャルテ」と言うとシャルテさんが「そうだな」とシャルテさんを先頭に菱型隊形で歩き始めた、私は言われた通り、リッテさんの後ろをついていった。
遠くから見ても大きい森を、目の前まで来てみるとその大きさに驚愕した。
樹齢1,000年以上の木々が軒を並べている、高さは20メートル以上ありそうだ、幹の太さも3メートルはくだらない、 まるでここから先は入れさせんと思わせる雰囲気を感じる。
森に入る道は事前に調べてあったのか、細い獣道を進んでいく、 森に入った瞬間からパーティの緊張感が上がったのを感じる、光は差し込んでいるが明らかに視界が悪い。
私はきょろきょろ周りを見ながらリッテさんを見失ないよう慎重に足を運ぶ、枝を踏む音すら出したくない緊張感だ。
するとシャルテさんが手を挙げた、止まれのサインだ、ここに来る道中に簡単なハンドサインを教えて貰っていた。
そのあとサインが変わり、右方面に指を差している、その方向を見てみると10メートルくらい先に緑色の子供のような魔物が3匹いた。
「ゴブリンね」リッテさんが呟く、バラックさんがどうする?とハンドサイン。
シャルテさんはGOサインを出した瞬間、1匹のゴブリンの頭に弓が刺さっていた。
そのゴブリンが倒れ、ゴブリンが慌てている様子で倒れたゴブリンを揺すっていると2本目の弓が揺すっていたゴブリンの首に刺さった、最後のゴブリンがこちらを見た瞬間、シャルテさんがそのゴブリンの首を飛ばしたのだった。
死んだゴブリンの耳をシャルテさんが切り落としている、弓矢を回収してカインさんに手渡したあと、また歩き始めた。
私はリッテさんに死体は回収しないのですかと小声で訊ねると「お金にならないからいらないのよ」と振り向きもしないで答えてくれた、思わず「すいません…」謝る私。
それから3回程、戦闘があった。
戦果はゴブリンx4、ボアっていう猪ぽい魔物x1、ホブゴブリンx1ゴブリンx3だ。
ボアはカインさんの弓を2本受けても止まらず、バラックさんとハリアーさんが盾を並べて止めた、足が止まったボアは敵じゃないらしく、シャルテさんがボアの首に剣を突き刺して終わった。ボアはお金になるらしく、カインさんが血抜きしたあと捌いていた、その毛皮と内臓が入った大きい革袋を渡され、結構、重い・・。
ホブゴブリンは私と同じくらいの身長の魔物だ、ゴブリンの親みたいに見え、迫力があったが、カインさんの弓を胸に受けて即死していた。
私は皆さんの強さにリッテさんは戦闘しないのかな~と考える余裕さえ出始めていた。
その後、余裕もなくなる状況になるとは私は、この時はまだわかっていなかった。
誤字・脱字 お許しください。




