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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第一章 初めまして異世界転生
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魔法を使ってみよう

「お腹空いた……。」

 ギルドから出て昼頃だということが分かり、僕は少しお腹が空いていた。


「何かないかなぁ……。あ、あれ美味しそう!」

 歩きながら物色していると、串焼きの屋台を見つけた。


「すみません、これ一本下さい!」


「おう。一本銅貨二枚な。」

 僕は屋台のおじさんに銅貨二枚を手渡した。


「銅貨二枚、ちょうどだな。……はいよ。熱いから気を付けな。」


「はい。いただきます!」

 僕は串焼きを食べ始めた。噛む度に肉汁が口一杯に広がり、しつこくない味付けで食が進んだ。


「お!坊主、いい食べっぷりだな!ほれ。一本サービスしてやるよ!」


「ありがとうございます。とても美味しいです!」

 その二本を食べきるのにそこまで時間はかからなかった。


「ごちそうさまでした。とても美味しかったです!またきますね。」


「おう!何時でも来い!」

 お腹を満たした僕は屋台のおじさんに見送られながら、目的地に向かった。



「……さてと。じゃあ始めようかな。」

 僕はさっき本を読んでいた時に近くに平原があることを知り、そこに来ていた。


「本によると『魔法は体内か自然のマナを使い発動する』って書いてたから、まずは体内のマナを感じるところから始めようっと。」

 そういって僕は目を閉じて体内のマナを探り始めた。


「う~ん……………。あっ、何か塊みたいなのがある!これがマナかなぁ?」

 探り始めて少しして、僕はマナらしきものを見つけた。


「えーっと、『確固たるイメージがあれば詠唱無しでも発動出来る』…。イメージ、イメージ……。」

 僕はマナらしきものを火にして体外に放出する、というようなイメージを作り始めた。ちなみにどうして火かというと、異世界の魔法といって初めに浮かんだのが火だったからだ。


「火、火…………あっ!?」


 ボウッ!

 という音と同時に手から火が出現した。

 ちなみにここまで10分程しかかかっていないが、普通の人なら平均で数日はかかる。ヒロがこんなに早く魔法を発動出来たのは魔力操作の恩恵と、もといた世界で小説を読んだりしてイメージ力が高まっていたことがあるのだが、ヒロが知るのは大分後になる。


「やった!できた!よーし、この調子で続けよう!」

 そうして僕は夕方になるまで魔法の練習を続けた。その結果……


 マナミ・ヒロ 12歳 人族

 職業:冒険者 ジョブ:魔法使い

 レベル:4 冒険者ランク:G

 HP:560 MP:10/560

 筋力:160 魔力:160

 耐久:360 敏捷:210

 運:500


 スキル

 勘定 言語理解 魔力操作 スラッシュ 火魔法 水魔法 風魔法 雷魔法 回復魔法


 魔法使いのジョブと五種類の魔法を覚えました♪


「ふぅ~。今日はこれぐらいかなぁ。さっ帰ろっと。」

 魔法を覚えて上機嫌のまま僕はキキルに戻った。

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