1章のエピローグ
…………ロ、ヒロ
(……う、ううん)
ヒロ、起きなさい。
(…………ふあぁぁぁ……んゆ?)
なんかデジャブを感じながら目を開けると、そこには……
「久しぶりね。」
僕を転生させてくれた神様がいた。
「メサイア……様?」
「そうよ。……やっぱり様は嫌だわ。呼び捨てでいいわよ。」
「うぇ!?」
いやいやいや、神様を呼び捨てって!
「駄目なら仕方ないか……」
こっちの気持ちを察したのか、寂しそうな顔をする神様。……まぁ、いっか……
「メサイア……これでいい?」
そう言うと神様……もといメサイアは僕に抱きついてきた。
「ありがとー♪他の神様はなかなか呼んでくれないから嬉しいわ♪」
「ふえぇぇ!……ちょっとメサイア!」
メサイアとの距離がすごく近いから、柔らかい感触と甘い香りに僕は戸惑った。
「あら、ヒロったら照れてるのね。可愛い~♪」
「わぷっ!?」
メサイアは僕の顔を胸に埋めると、ますます密着してきた。柔らかい感触に意識が奪われていく……
「……うふふ、これくらいにしておきましょうか。」
そう言うとメサイアは、僕から離れた。…………もうちょっとでトリップしてたよ……
「……ところで、ここは?」
落ち着いてきた所で僕は質問した。
「ここは、あなたの夢の中……といっても私が精神をこっちに引っ張って来ただけだけどね。」
「……」
もはや、なんでもありですな……
「それで、どうして僕とまた会ったんですか?」
「もちろん、ヒロ成分の補給『…………(ジー)』じゃなくて、ヒロと普通に会いたかっただけよ。」
「本当にそんなこと?」視線を放ったらちゃんと理由を話してくれた。
「ヒロ、元気みたいで良かったわ……」
「…………」
メサイアは安心した様子で僕を見ている。僕はメサイアの頭を撫でた。
「……ヒロ?」
「僕もメサイアが元気みたいで良かったよ。」
「……ありがとね。」
メサイアは微笑んでいる。
「……そろそろ時間ね。私はずっとは無理だけどあなた達のことを見守っているわ。」
「……うん。」
「じゃあ、またね。」
メサイアがそう言うと同時に、僕の意識は途切れた。
……ヒロ、ヒロ!
(……んぅ?)
……ヒロ、起きてー!
(またか……まぁ、いっか♪)
僕が目を覚ますと、目の前にはルーナとシャノがいた。
「ヒロ、やっと起きたー。」
「おいっすー。」
「ヒロ、ご飯出来てますよ。食べましょう?」
「うん……ルーナ、シャノ。」
「んー?」 「なんでしょうか?」
「これからもよろしくね♪……ん。」
僕は二人の頬にキスをした。
「ふえっ!?//」 「ふあっ!?//」
二人とも顔が真っ赤である。……まぁ、僕も赤いと思うけど。
「さっ、行こう。」
「うん…//」 「はい…//」
二人の手をとって歩いた。二人は赤い顔のまま着いてきてくれる……
……この幸せを守るために僕はこれからも頑張ろうと、改めて決意した。
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