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カラオケからファーストフードへ移動して、いくつかの茜の「初めての体験」を楽しんだ後、
私たちはそのまま昼下がりの学校へ、それから茜は討論大会の準備で教室へと急ぎ、私と親友は、購買横の自動販売機で缶コーヒーとソーダポップを購入していた。。。。
藤森:「ここの特別教室にも、例のポスターが貼ってあるのよ。」
萱島:「こんな教室、あったんや。」
忍び込んだ教室の床には、キュンと胸を熱くする思い出の微かな痕跡、あの事は、誰にも、親友にも内緒だ、…だって、
羨ましがるに決まってる。
萱島:「どこ ?」
藤森:「ほら、ここ、」
私は、教室の隅っこの壁まで近付いて行って、無造作に貼られた三枚のポスターを指差す。
萱島:「あ、ホンマや。 気付かへんかったわ、」
矢張りこのポスター、普通の人には何故か気付かれない様に出来ているらしい、…益々ポスターの役目を果たしていない!
私は、破れ無い様に注意しながら、3枚のポスターを壁から剥がす。 どうせ誰も見ちゃ居ないんだ。 それに、こいつが何らかの「呪力発生キー」なのだとしたら、私の掌の「ハムサ」に干渉する前に、排除して置きたい。
藤森:「痛つっ、…」
何だろう、また、ぶり返した様に、頭がきーーんと鳴って、腹がしくしくと痛み出す。 此れまでにこんなに酷くなった経験がないから、対処のしように困惑する。…生理薬飲んだ方が良いのかな。
萱島:「どうすんの? そんなん集めて。」
藤森:「何か、ヒントが無いかなと思って、」
作者の名前はマタマタ別人だ。 携帯で写真を撮って、茜に調べてもらえる様にメール送信する。
それにしても、誰が何の目的でこんな物を貼ったんだろうか? 直感だがもしかすると、あの「中年男の非常勤保険医」が、何か事情を知っているかも知れない。
でも、その前に、私は、もう一人の容疑者の方を、クリアして置きたかった。
千恵子は、私が地下で本棚に押し潰されそうになった時、機械を操作する事の出来た唯一の人間だ。 それに、鼠の屍骸が落ちてきた件に関しては、私が図書室に入る迄の数時間に、天井に何らかの細工をする事も可能だったかも知れない。
あんなに大人しそうな天然の振りをして本当はすげー腹黒い奴だと言う可能性を、さっさと払拭しておきたい訳だ。 いや、あの子自身が首謀者で無いにしても、苛められて無理矢理やらされている可能性は、拭いきれない。
私は、図書室の前まで歩いてきて、立ち止まって急に親友を引き止めて、人差し指を口に当てて「しー」をする、…
それから図書室のドアの直前で、…じっと耳を澄ます。
//:「いいからやっちゃえよ、…気付いてないんだよ、あいつ馬鹿だから、…」
ほら、又だ、…確かに、ひそひそと何かを相談している様な声がする。 図書室には此処以外、他に入り口も無いから、そーっと気付かれずに中に入るのは無理そうだ、…ならば!
ドアを開ける音:「がらっ!」/っと、、私は行き成りドアを開けた!




