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夢幻菌機ウィルシオン  作者: 八房 冥
2章 二人の少女
14/75

信者

 やがてこの日の授業は終わった。黒月浩輝はすぐに教室を出た。すぐに帰宅しようと思ったが、後ろから投げ掛けられた声に振り返る。


「おーい、待ってよ!」


 声の主はセントだった。


「ああ、すまない」

「置いていくなんてひどいよ。一緒に帰る約束だったじゃないか」


 浩輝は謝る。授業が終わったらすぐに帰宅するという習慣が身に付いていた彼は、約束を失念していた。そんな二人の元に、一人の少女が近付く。


「あれ、セント君と黒月君、一緒に帰るの?」

「うん。百合花さん、3人で帰ろう」


 少女は森崎百合花。セントは彼女の家から学校に帰っているので、浩輝がセントと一緒に帰るのなら、必然的に彼女も一緒になる。浩輝は口を開く。


「待ってくれ。一緒に帰るとしても俺と森崎さんの家は逆方向だったと思うが」


 浩輝と百合花は小学生の頃からの知り合いである。互いの家に行った事は無いが、学区が違うという事だけは知っている。そんな浩輝の言葉にセントが答える。


「そうだね、じゃあ僕たちは黒月君の家の方向にちょっと寄り道するよ。良いかな?」

「ええ、私は構わないけど、黒月君は?」


 浩輝としては気を使われるのは苦手であり、断りたいと言うのが本音だが、ここで断るのも気が引けた為、同意する。


「すまない。では、3人で帰ろう」


 浩輝、百合花、セントの3人は歩き出す。彼らが校門を出たとき、浩輝は考える。


(橋本と前田は日元奏太の方に行っている。そして、青木孝は恐らく俺、もしくはセントを監視している。下手なことは言わない方が良いな)


 浩輝は振り向きたいと言う衝動を抑えて歩く、そして発言する。


「ところでコールリッジ。何で俺なんかを誘ったんだ? お前と一緒に帰りたい奴なんて他にも沢山いるだろう」


 それにセントは笑顔で答える。


「浩輝の事を知りたかったからさ。僕達はまだまともな会話はしてないからね。それと、僕の事はセントで良いよ」

「そうか、セント」


 浩輝は突然名前を呼ばれたことに一瞬戸惑う。そこで百合花が、遠慮がちに口を開く。


「あの……黒月君?」

「何でしょう?」


 女子相手にタメ口を使うのに抵抗がある浩輝は敬語で言う。


「私、ずっと黒月君に謝りたかった事が有るんだけど……」


 浩輝は、百合花が何を謝りたいのか予想しながら、彼女の言葉を聞く。


「その、小学生の頃なんだけど、黒月君が……クラスの女の子に『黒月菌』とか言われてた時……」


 浩輝は納得する。そして、彼女の言葉を遮る。


「構いませんよ。皆が言っていた事ですから」


(クロセルに乗れたのも、あのクズ共が俺の事を気味悪がってたからだしな。むしろ感謝してるぐらいだ)


 浩輝は口では紳士的だが、内心では歪んだ礼を言う。


「でも、もし私に勇気があったら……もし、クラスメートの皆を敵に回す覚悟があったら……黒月君も嫌な思いをせずに済んだのに……」

「所詮小学生の頃の話です。俺も同じ状況だったら、一人の為にその他大勢を敵に回すなんて出来ません。俺に限らず、ほとんどの人間――時に小学生には不可能な事です」


 浩輝の言葉に、百合花は涙を流す。


「ありがとう……本当にありがとう」


 涙混じりの感謝に浩輝は戸惑う。周りの奇異の視線に居心地を悪くしながら、浩輝は考える。


(つまり、セントが俺を誘ったのはこの為か?)


 浩輝がセントの方に目を向けると、セントは「その通りだよ」とでも言わんばかりの表情をしていた。


(いや、だからと言って信用するのはまだ早い。油断させてボロを出させるのが目的という可能性がある)


 3人を沈黙が包み込む。浩輝としては沈黙は苦では無いが、セントと百合花はそうでは無く、ソワソワと落ち着かなそうにしている。すると、セントが口を開く。


「そう言えば、浩輝って普段は何してるの?」


 浩輝は(ウィルシオンのパイロット候補を探している。なかなか良い人材がいなくて苦労している)と内心で思ったが、それを口に出す訳にはいかない為、一瞬考えてから答える。


「人間観察……かな」

「へえ、どんな事が分かるの?」


 セントは興味深そうに聞く。隣の百合花も興味は有りそうだった。


「そうだな……。世の中には人に好かれる人間と嫌われる人間と興味を持たれない人間がいる。例えばお前と森崎さんは好かれる人間で、俺は嫌われる人間だ」

「そんな事は……」


 百合花は浩輝の言葉を否定する。だが、浩輝は話をつづける。


「しかし、一般的に好かれている人間でも、全ての人に好意を持たれている訳では無い。例えば、国民的人気と言われるアイドルでもネット上では暴言を受ける事が多い。逆に、多くの人に嫌われる様な芸をしているお笑い芸人でも、中には応援する者もいる。つまり、ほとんどの人間は好かれているし、嫌われてもいる」


 浩輝は適当にそれらしい事を言う。セントと百合花は黙って話を聞く。


「例えば、あそこには四人の女子高生がいる。一人に荷物を持たせて、三人がヘラヘラ笑っている。本当の事は分からないが、傍から見ると三人はお互いに仲が良く、一人の事は馬鹿にしている。一方で一人の方は三人に対し、少なくとも好意は持っていない」


 浩輝は前方にいる四人の女子高生の方を見て言う。百合花は慌てる。


「何呑気に言ってるの、助けに行かないと!」

「待ってください」

「待たないわよ!」

「百合花さん!」


 百合花は走り出し、セントはそれを追う。その様子を、浩輝は冷めた目で見ながら思う。


(まったく、過去の事を悔やんで成長したらしいが何をするつもりだ)


 浩輝は制服のズボンのポケットに入れていた『IVチェッカー』を取りだし、四人の女子高生を見る。三人は対した数値を示さなかったが、荷物を持たされている少女は浩輝に興味を持たせた。


(『IV値』、8536。藤宮ふじみや……彼海かうみ、か? ウィルシオンに乗る前の俺ほどでは無いらしいが、なかなかの数値だ。俺一人だったら接触は出来ないが、今はアイツらが行った事で接触出来なくもない。ちょっと遊んでみるか)


 そう思った浩輝が彼女達の方に行こうとすると、既に百合花はそこにいた。


「あの、すみません」


 百合花の声に、三人は声を揃えて「はぁ?」と言う。百合花はそれに怯むものの、勇気を出して言う。


「その、そう言うことをするのは良くないと思うんですけど……」


 百合花の言葉に三人は爆笑する。


「アハハハハハハ! 良かったねルーシー、アンタみたいなキモい女にも味方がいたんだなぁ! アハハハハハ!」

「コイツもアンタの事知ったらすぐに裏切るけどなぁ! 教えてやれよ、アンタの趣味」

「ねえキミ、コイツみたいなクズさっさと見捨てて早くウチに帰りな!」


 ルーシーと呼ばれた少女は迷惑そうな顔をする。それは女子高生達ではなく百合花の方に向いていた。思わぬ非難に、百合花はたじろぐ。そんな彼女の前にセントが立つ。


「おおっとぉ! カレシか? 邪魔だからさっさと消えてくれねぇかなぁ?」


 女子高生の一人が言う。セントは答える。


「消えませんよ。僕は困ってる人を見捨てる様なことは出来ない性格ですから」

「そうかい、引っ込んでな!」


 女子高生の一人がセントの顔面を殴る。セントは倒れる。


「セント君!?」

「うう……大丈夫だよ」

「だから言っただろ? さっさと消えろってなぁ!」


 頬を抑えるセントを百合花が心配する。ルーシーと呼ばれた少女――藤宮彼海は呟く。


「……どっか行って」


 百合花がそれを自分に向けられた言葉だと認識するのには時間がかかった。


「えっ?」

「……良いから、どっか行って。あなたみたいな人に哀れまれるのは嫌いなの」


 そう言い放つ彼海の言葉に百合花は衝撃を受ける。


「アハハハハハハ! あーあー、せっかくの味方にそーゆーこと言っちゃうんだー、アハハハハハハ!」


 笑い声を聞きながら、百合花は悔しく思う。


(そんな……私って迷惑なの? 誰かを助けるって言うのはそんなにいけない事なの? 私には何も出来ないの?)


 打ちひしがれる百合花の所に一人の少年が近付く。


「まったく、僕はゴミが落ちててもそんなに気にしない性格なんですけどね。ゴミを見て騒いでる人がいると黙らせたくなってしまうんですよ」


 その少年――黒月浩輝はシニカルに笑いながら言う。


「と言うわけで、ゴミ掃除、始めます」


 女子高生の一人は怒りも露に言う。


「ゴミだぁ?」

「はい、僕が言うゴミというのはソレの事です」


 浩輝は彼海を見ながら言い放つ。それを聞いた者は全員驚愕する。その後、セントと百合花は非難の眼差しを浩輝に向け、女子高生達は笑う。彼海本人は呆気に取られたものの、表情に怒りの色が見える。


「……どう言うこと?」


 彼海は怒りながらも、冷たい声音で尋ねる。


「その質問に答える前に、ぜひ見て欲しい物があります」


 浩輝はその場にいた全員に自分のスマートフォン――IVチェッカーでは無い――を見せる。そこにはインターネットの動画投稿サイトの動画投稿の確認画面があった。


「今の様子は録画させて頂きました。あなた達がそのゴミに荷物を持たせてたのも、あなたがそこにいる彼を殴ったのも記録されています。今ならまだ、投稿を取り消すことが出来ます。ただ、僕がこの「投稿ボタン」を押すだけで、今の映像は世界中に発信されます。あなた達が自分の荷物を持って消えてくだされば、投稿は取り消します」


 女子高生三人は、舌打ちをした後、自分の荷物を彼海から乱暴に奪い、すぐにその場を離れた。


「ところで、森崎さんは何をするつもりだったんですか?」


 百合花は気まずい表情を作る。同じ様に何も考えてなかったセントも気まずげに俯く。


「それで、何で私がゴミなの?」


 彼海は改めて浩輝に尋ねる。彼女は浩輝より2歳年上の高校一年生であるのだが、浩輝はどこか幼く、年下のように思った。彼女の言葉を聞いて、百合花とセントの表情も真面目になる。


「あなたは何を考えてアレらの荷物を持っていましたか?」


 質問に質問で返されて彼海は戸惑うが、答える。


「何を考えてって……ただ、そうするしか無かったから」


 浩輝は無表情のまま、質問を重ねる。


「では、あなたはアレらについてどう思っていますか? 好きですか? 嫌いですか?」

「それは……、死ねば良いと思ってる」

「ほう?」

「大体、この世界は間違っている。名前が少し変わっていれば馬鹿にして、親が低学歴なら見下して、たまたま女の人を好きになっただけで気味悪がって、そんな私を上から目線で哀れんで! あなた達だってそう! 惨めな私を心の中で笑ってるんでしょう!」


 彼海の突然の叫びにセントと百合花は驚く。そして、自分が哀れに思ってしまっていた事を認め、後悔する。だが、浩輝は違う。


「僕はあなたの事など笑っていませんよ。ゴミだと思ってるだけです」

「ちょっと黒月君、言い過ぎよ」

「そうだよ。いくらなんでもそれは……」


 百合花とセントはたしなめる。それに浩輝が答える前に彼海が叫ぶ。


「黙れえええっ! お前なんか死ね! ゲファレナー様に殺されてしまえ! そうだ……ゲファレナー様なら、ファントムなら、この世界を壊して下さる。こんなふざけた世界、どうか滅ぼして下さい、ゲファレナー様ァァァァァァッ!」


 突然、自分の世間での呼び名をヒステリックに叫んだ目の間の少女に、浩輝は内心で苦笑してから、冷たい声音で告げる。


「黙れよ」


 その気迫に彼海は思わず黙る。


「お前が俺に死んで欲しいのなら、さっさと殺してみろ。お前が世界を壊したいのなら、自分の力で壊してみろ。何もかも人にやらせるな。だからお前はゴミなんだよ」

「そんなこと言ったって、私に世界なんてどうにも出来ない! どうしようも無い! そうね、認める。私はゴミよ! ゴミな私には何も出来ない! やれと言われたって無理! だって私はゴミだから!」


 そんな彼海の頬を百合花が叩く。


「何をするのよ!」

「甘えないで。確かに黒月君が言ったことは極論よ。世界なんてあなたには壊せないし、もし出来たとしても私が壊させない。でも、あなたは何もやろうとしない。自分から何かをやらないと、何も変わらないのよ?」


 百合花の目は涙で濡れていた。そして、彼海の目も同様である。百合花は彼海を抱き締める。そこで百合花は異変を感じる。


「えっ!?」

「ああ……感じます。貴女の温もり。ああ、貴女は私の女神様……。そうですね、私、貴女に一生着いていきます」


 彼海は興奮しながら、百合花のやや成長した胸を、腹を、尻を両手で撫で回す。


「あの、ちょっと!?」

「ああ……私の女神様、よろしければ貴女のお名前を教えて頂ければ……」

「えっ、あ、も、森崎百合花よ」

「百合花様ですか……、ああ、素晴らしい名前です。私達の愛、これはまさしく百合の花……」

「何意味わからないこと言ってるのー! セント君、黒月君! ボーッと見てないで助けてえええ!」


 呆気に取られていた浩輝とセントは百合花の体から彼海を引き剥がす。彼女はいまだ、ニヤニヤと笑っている。


「あ、ありがとう」

「どういたしまして」


 百合花は礼を言い、セントはそれに答える。


「ところで、あなたの名前は?」


 浩輝は一応知っているものの、本来なら知らないはずなので名前を聞いた。


「藤宮……」


 彼海は一瞬名前を言おうとしたものの、最終的に名字だけを教えた。


彼海かうみってそんなに変な名前か? 珍しい名前だとは思うが)


 浩輝が内心で考えていると……


「あれ、そう言えば藤宮さん。あなた、あの人達に「ルーシー」って呼ばれてたわよね。それってニックネーム? 私もそう呼んでいい?」


 その言葉に彼海は凍り付く。そこで浩輝は考える。


(海は英語でシーだよな。それは分かるんだが、彼が何でルー……。そうか、彼、カレ、カレー、カレールー、ルー、で彼海ルーシー? いや、無理やり過ぎるような……)


 浩輝は確信も持てないまま、聞いてみる。


「もしかして、ルーシーは本名じゃないんですか? 藤宮さん」


 すると、彼海の目付きが変わる。しかし彼女は諦めたように言う。


「……私の名前は藤宮彼海ふじみやルーシー。彼氏とか彼女の「彼」に「海」でルーシーと読むの」

「へえ、良い名前だね!」


 それを言ったのはセントである。彼はお世辞では無く、本心からそう思っている。しかし、馬鹿にされると思っていた彼海は思わぬ反応に驚く。


「良い……名前?」

「うん、漢字の意味から考えると、「海の彼方に行っても活躍して欲しい」とか、そんな願いが込められてるんじゃないかな? だからこそ、日本の名前ではなく、外国の名前である「ルーシー」って名前を、君の親は付けたんだと思うよ」


 すると、彼海の目からは再び涙が流れる。


「そんな事……考えた事も無かった……。この名前で、色々な人に馬鹿にされて、名前をつけた母親のこと、ずっと恨んでて………………。その、ありがとう……」

「その言葉、お母さんにも言ってあげてよ。きっと、喜んでくれるよ」

「そう……だね。あなたの名前は?」

「僕は、セントだよ。ここではセント・コールリッジなんて名乗ってるけれど、本当はただのセント」

「あなたにも色々有るのね……。ありがとう、セント」


 彼海の目からはいつの間にか涙は消えていた。そんな彼女に浩輝は言う。


「もしあなたが変わりたいのなら、一人、頼れる人を紹介します。とある常空中学校の近くにあるコンビニでアルバイトをしている福士玲という方です。黒月浩輝に紹介された、と言えば力になってくれるはずです」


 その言葉に彼海は胡散臭そうな顔をする。


「コンビニ店員……?」


 そこにフォローを入れたのは百合花である。


「玲さんは良い人よ。ちょっと謎な所は有るけれどね。この辺でも、相談に乗ってくれる優しいお姉さんとして有名よ」

「百合花様がそうおっしゃるのなら良い人なのですね……分かりました、伺ってみます。では皆さん、さようなら」


 さっそく彼海は走り出す。百合花は「またねー」と叫ぶ。彼海の姿が消えたのを見て、セントは呟く。


「何だか、慌ただしい人だったね」

「そうね……。ところでセント君、そろそろ帰らない?」

「そうだね。でも、僕は浩輝と二人きりで話したい事が有るんだ。悪いけど、先に帰っててくれるかな? すぐ追い付くから」


 百合花の提案に、セントは真面目な顔で答える。


「男同士の話ってやつ? 良いわ、先に帰ってるね。またね、黒月君」

「ああ」


 百合花は少し寂しそうに言って、自分の家に向かう。


「浩輝、聞きたい事が有るんだ」


 百合花がいなくなると、セントは口を開く。


「ああ。だが、はっきりと答えるとは限らないぞ」


 浩輝は言外に「自分達の話を聞いている奴がいる」という事を伝える。


「うん、分かってるよ。だから、今日僕が聞くことは一つだ。君が彼海さんに紹介した福士玲という人は、僕が知っている人かい?」

「その通りだ」


 セントの質問に、浩輝は顔色も変えずに答える。そしてセントは確信する。浩輝がファントムのメンバーとして、彼海をスカウトした事を。


「残念だよ」

「そうか」


 二人を静寂が包み込む。しばらくしてセントは言う。


「じゃあね、浩輝」

「またな、セント」


 二人は逆方向に進んで行く。

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