第七魔下級悪魔
家を出たがいいが二人の行き先はどこにもない。二人はとりあえず通っている学校まで行くことにした。学校までは近いが、女帝サタンの影響でそこには悪魔がいるのだ。二人が学校に行くために歩いていると突然空からグレムリンが攻撃してきた。
しかも複数いる。美桜は凌駕をサポートするために進化した杖を使い凌駕の前に敵の攻撃を防御するシールドを作った。凌駕はチャンスだと思い、悪魔たちに斬りかかる。グレムリンたちは追い払われていくが、どんどんグレムリンの数は増えていき、大量のグレムリンが凌駕を攻撃する。凌駕の前を覆っていたシールドにひびが入り、
割れてしまった。凌駕は剣に風を纏わせグレムリン達を追い払おうとしたが意味がなかった。すると、グレムリンたちが集まり一つになった。その形はまるで剣士のようだ。凌駕は剣で攻撃したがグレムリンは分裂し避けられた。これでは勝てないと凌駕は思った。だが諦めかけたその時だった。「下級悪魔達を滅せよ」という声がした。するとグレムリンたちが消えてしまった。凌駕は不思議に思い、後ろを向くと片手に魔法書を持っている女の子が立っていた。