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xvii. 透明
Astuteと申します。今回の『xvii. 透明』を恐れ多くも執筆させて頂きました。みずみさん、ありがとうございました!
――Astute様より。
向こうが見える。
――透明。
キミには隠し事をしたって、見透かされてしまう。
でも怒らないで、優しく微笑んでくれた。
純粋で透明な愛が、そこに見えた。
なのに何故、私はこんなにも綺麗じゃないのだろう。
辛く苦しい事から逃げて。
素直じゃなくて。
弱音が時折見え隠れして、濁っていくばかりだ。
そんなちっぽけ過ぎる私を愛してくれた、キミ。
流した涙も透明な証だって、教えてくれた、キミ。
いつだって、キミは――――。
濁っていた硝子が割れ、そこに一筋のハイライトが当たったとき、何かが変わった。
キミは何故、そんなにも純粋で、綺麗なんだろう。
この静寂の中で、キミと見つめ合う。
今この瞬間から、変わりたいと願ったとき、きっと――――。
向こうが見える。




