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丸堂くん7
風花先生は売店でフライドポテトを買っ
て、席に戻って来ました。そして、筒の中
にいるウンベン君に、外を見るための穴を
通して、ポテトを与えました。
ウンベン「先生。もっと欲しいベン」
風花「ちょっと待ってね。私も食べたいん
だから」
こんなふうに筒に向かって話している彼女
の姿は回りの観客からは実に奇妙に見えま
した。中には彼女を不審者と怪しむ観客が
いても不思議ではありません。
~フライドポテトを食べ終わると、後半戦
が始まりました。相変わらず両チーム互角
の展開でスコアは0対0のままです。
風花「あー、もーっ。監督さん何やってる
のー?早く丸堂くんを出してよー」
ウンベン「それがいいベン。彼にはワシの
善玉菌を与えてあるから絶対、点をとれ
るベン」ーつづくー




