「懲りないかおむ」
「珍しいやつだ。
これだけ懲らしめても、
まだ、懲りないとはな?
教えてやろう。
今の姿はバチだ!
自分が何をやったか覚えてるな
でも、元の姿に戻っても、
どうなるか?
わかってるな。
自分がやったことの責任はとらないといけないからな。
そう、どっちを選んでも大差はない」
あおむにはそうはっきりと声が聞こえた。
「わかってるだすよ。
だすから、もう悪いことはしないと反省してるんだす。
お願いだす。
別の姿に。
これが最後のお願いだす」
あおむは心の中でまたそう叫んだ。
「それなら、
3つの質問をする。
はい。
か、
いいえ。
で、答えろ。
それなら、チャンスを与えよう」
あおむにはたしかにそう聞こえた。
そこで、あおむは、
「ありがとうだす。
やっぱり、カミサンなんだすな。
このご恩は一生忘れないだすよ」
あおむはそう心の中で感謝した。
「なら、行くぞ」
あおむにはたしかにそう聞こえた。
「ありがとうだす。
カミサンさま」
あおむは心の中でそうつぶやいて、
感謝した。
そして。
「おーい!
大丈夫か!
生きてるか!」
薄暗い穴のようなところで、
あおむは、
その声で目覚めた。
あおむは目覚めると、暗がりの中で、
自分の身体を確かめた。
まず、両手を合わせ、手を確認した。
その手で、足も確認した。
そして、
目、耳、鼻、口、髪
すべてあるようだった。
しかし。




