表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/62

「見たことのある女」

 かおむの周りから

化け物らしいものが一切消えたので、

 かおむは、

 「カミサン、カミサン、カミサン。

 ありがとうだす。

 カミサン、カミサン、カミサン。

 ありがとうだす。

 本当に反省しただすよ」

 と2度ほど、祈った後、

 自分の気持ちをつぶやいた。

 そうするうちに、

 かおむは安心したのか、

 眠ってしまった。



 「あら、綺麗!」

 「本当?」

 かおむがその声で目覚めると、

 どこかで見たことのある女が、

 自分の方に手を寄せてきた。

 かおむはその手を避けたくても、

 手も足もないので、

 どうしようもなかった。

 女の手がかおむを強く握ったので、

 「痛いだすよ」

と声を出したが、

 女の耳には届かなかった。

 かおむが苦痛を感じて、

 そう声を出したあと、

 急にかおむはまた急激な目眩に襲われた。

 今までにないほどの目眩だったので、

かおむは意識を失った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ