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「ワープ」

 かおむは最初考えた。

 落ちた穴と自分が見つかった穴が

通じていたのではないかと。

 しかし、

 地理的に、

 いや、

 物理的にありえなかった。

 

 やはり、考えられるのは、

自分だけワープのような形で、

あの穴から発見された穴に飛ばされた可能性が高い。

 カミサンの力か?

 カミサンの罰か? 

 

 そして、

 かおむは思った。

 もとえは例の島にまだいるのではないかと。

 しかし、かおむはまた考えた。

 「あのー、今はいつだすか?」

 「あー、記憶もねえのか?」

 「××××年○月6日だよ!」

 「おー?××××年だすと...」

 「あんた、浦島太郎か?

 なんで、そんなびっくりするんだい?」

 かおむは今日の日付を聞いて、頭がくらくらしてきた。

 「あのー、僕は何歳に見えるだすか?」

 かおむはくらくら目眩がする中、

自分で自分の顔を触ったあと、

思わずそう訊いてしまった。

 「やっぱり、浦島太郎かあ?」

 「75!」

 「いや、65!」

 「70だろう!」

 「おー」

 「冗談だよ!」

 その村の人間たちは、

 深刻な顔をするかおむをみんなでからかっていた。






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