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第1話 はじまり

小説初投稿です。拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いいたします。もしも少しでも反響があったら、続きを書きたいと思います。

「ねえねえ、かっち~ん。お肉焼けた~?お腹すいちゃったよ~」


走り寄ってくる1人の女の子。川沿いでは複数の女の子が水切りをしている。


どうしてこうなってしまったのだろうか。なぜ僕は女子とBBQなどをしているのだろう。僕はただ単純に好きな本の話がしたかっただけなのに。これではただの頭の悪い大学生と同じではないか。しかも、僕がもっとも嫌う軟派なチャラ男みたいな大学生ではないか。本当にどうしてこうなってしまったのだろう。


これまでの日々を思い返すと、やはり僕があの日に起こした行動が間違っていたのだ。



僕は都内の某大学の文学部に通う1年生。頭が固いと幼い頃からよく言われ、ついたあだ名は「かっちん」。

名付けた妹曰く、

「だって、お兄ちゃん、頭がかっちんかっちんだから」らしい。


長年その意味を考え続けてきたが、僕が頭が固いということが全くわからない。この前、試しに「頭が固い」で辞書を引いてみたが「考え方が柔軟でない。融通がきかない。」と出てきた。そもそも柔軟とはなにをもって柔軟とするのだろうか。そのスタンダードとなる基準が欲しい。


頭が固いと言われること以外の僕の特徴は読書家ということだろうか。幼い頃から本が好きで、文学に興味があったから大学では文学部に入学した。特に純文学を愛しており、あのような美しい文章を書ける作家さん達を心から尊敬している。


中学では図書委員、高校では読書クラブなる部活動に入り、清らかな気持ちで読書を楽しんでいた。中学、高校は男子校だったため、女の子なんて皆無だった。しかし、それで満足だったのだ。仲良いやつらで集まって、ひたすら好きな本の話をする。これが楽しくなくて一体なにが楽しいのだろうか。


中学や高校時代と同じように、本が好きな人たちと好きな作品について話し合うような、楽しい日々が送れるのだろうと思い込んで、入試でも迷わずに全ての試験で文学部を志望した。もともと成績は悪くはなかったため、無事に都内の某大学の文学部に合格することができた。



僕は入学前から高校のときの部活動のようにサークルに入ればもっと読書仲間も増えるだろうと考えていた。だから、入学初日、事前にパンフレットを読んで知っていた「純粋文学愛好会」などというサークルの扉を軽い気持ちで叩いてしまったのだろう。戻れるものならこの瞬間に戻って、もう一度サークル選びからやり直したい。



僕は扉を叩く。

扉を叩いて、5秒くらいだろうか。

扉を開けたのは、僕がこれまで見たこともないくらいの美人だった。


「あら、入部希望? やった~!入って入って!」


何気なく僕の背中に手を回して、僕は前からつんのめるように部室に入ってしまった。




そう、これが僕の物語のはじまりである。

もし今後も読みたいと思って下さったら、コメントをよろしくお願いいたします。

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