あなたとわたし、キミとボク。
ねぇ 気付いてよ 分かるでしょ?
こんなにアピールしてるのに 声も掛けてくれないのね
一言だけでも良いじゃない 「あ、そうなんだ」 ぐらいでも
いてもたってもいられない ただ 横顔だけを眺めているの
いつもわたしはそうだった 風景として 同化して
まるで畦道に佇む 目立たない雑草の ちんまりとした花
世界を埋め尽くすほどの綿毛もなくて
渇れ地の 凛々しい1本草 ゴツゴツとした土筆みたいに
キミがいるから ボクがいるんだよ ねぇってば
勢いよく走る列車に 踏み潰された 永遠の夢