6−1 蒼月 side
投稿再開します。
週一回・土曜日 又は 日曜日に更新していきたいと思っています。
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6−1 蒼月side
結局、リオウさんの改良は間に合わなかった。
リオウさんが昨日から徹夜で新しい発明品装置・“変装しちゃいましょう!改良品4号”を作ってくれたんだけど…
「「「やっぱり、赤目、だな(ね)(ですね…………)」」」
と3重奏。改良の甲斐もなく、髪は蒼くなったけれど、『赤目』を変えることは出来なかった。
ちょっと変わったことと言ったら、銀色のピンキーリングに同色の蝶が大小2匹、ついた事だろうか。
リオウさん曰く、「折角ソウ様がお使いになるのです、可愛くしなければいけません。それに、アゲハ蝶でなければ一般的に蝶柄は使えますので。」っと改良品には蝶のデザインを入れたピンキーリングにしてくれたらしい。
せっかくなので、新しい方のピンキーリングを使わせて貰うことにした。
その後、“身寄りのない親戚を見つけて拾ってきた”という私の設定について、私・マルス・リオウさん・ティルの4人で話し合いをした。
その時、リオウさんが「ソウ様の身元引受人にして、マルス様が見つけ出した親戚。スカーレット王国に連れ帰るほど仲の良い人物となるのですから。」と少し気になる発言をした。
(リオウさんは“ソウ様”ってまだ呼んでるし……。
前にも言ったけれど、やめてくれないのかなぁ??
というか、『スカーレット王国に連れ帰るほど仲の良い人物』ってどういうことだ?)
私の心のツッコミを無視して航海を続ける、この船、バーミリオン号はスカーレット王国帰港が目前に迫っていた。
久々の更新となりました。
おまたせしてしまった方、申し訳ありません。順次投稿していきますので、また、よろしくお願いします。
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