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孤児院

俺とおっちゃんは無事に町に到着した


「へーこれが町かー。」


正直なところあんま大きくもなくこれといって目立つ感じではない。

あの名もなき村とあんま変わらないような気がするんだけど田舎ってこんなものなのかな?

そんな俺の心を見透かしてかおっちゃんが説明してくれた


「あんまり大きくないだろう?昔の英雄が作った町らしいんだが時代は変わるって感じだな。昔の名残で冒険者や騎士たちが巡礼に来るから一応町って感じだな」


英雄ってそんなに古いものなのか?あんまりロコウさんの知識に頼っているとまずそうだな。これはちゃんと歴史を勉強したほうがよさそうだ。


「さて、じゃあ孤児院に行くか。手土産は何にしようかと思っていたがそのガドルの毛皮でいいだろう。2~3枚くれてやったら向こうも喜ぶぞ。」

「わかった。寄付金とかはいいの?」

「大丈夫だろう。それに坊主はハンターで自分の収入を得れるからその中から少しずつだしてやればいいさ。」

「わかった。でもハンターっていっても俺レベルでそんな稼げるものなの?」

「まぁ子供の小遣い稼ぎみたいなものだ。孤児院なんだから甘えてもいいと思うぞ。」

「そっか。それもそうだね。」


そんな話をしながら孤児院までも道を進んでいった


「ちゃんと道覚えとけよ?これからここで暮らすんだからな?」

「大丈夫。ところでおっちゃん孤児院ってどんなところなの?」

「あぁ説明してなかったか。孤児院って言っても修道院が自主的にやってるってだけだ。中の人間は坊主と同じ戦争孤児がほとんどだな。たまにどっかのお偉いさんが修行って名義でいるくらいだな。ま、そんな奴はこんな辺境にめったに来ないがな。」

「修道院か・・・でも俺あんま神様信じてないんだけど。」


だってあのバ神だぜ?信仰心もなくなるわ


「その辺は適当にやっとけ。それに神はすがるものじゃなくて信じるもんだ。や信仰したところでばちはあたらねぇよ。あ、でも今の発言は人見て言えよ?」

「わかってる。おっちゃんだから聞いたんだよ。」

「ならいい。おっ!見えてきたぞあれが修道院だ。」


そこには割と立派な教会が建っていた


「司祭がかわってなけりゃ問題ないんだが・・・」


そういっておっちゃんは教会のドアを開けた


「いらっしゃい。おや?珍しい客人が来たようだね。」

「お久しぶりですシスター。司祭様はいらっしゃいますか?」

「あらあら。ずいぶん丁寧なしゃべり方をするようになったじゃない。」

「俺も大人になったってことですよ。」

「そうね。ちょっと待っててね。」


シスターがくすくす笑いながら奥へ消えていった


「知り合い?」

「ああ駆け出しのころお世話になった。あの人は上位の治癒魔法の使い手だ。坊主もこれからお世話になるんと思うぞ。」


「お待たせしました。」


奥から司祭らしき人が現れた


「お話はヒースロー氏から伺っております。そちらのお子さんで間違いありませんか?」

「初めまして。斗真です。」

「初めまして。と、挨拶はさせていただいたものの我々でトーマ君を受け入れるのは少々厳しいのですよ・・・」


司祭が申し訳なさそうにつぶやく

おっちゃんが理由を尋ねた


「実は金銭的なものでしてね。今の人数でもぎりぎりなんですよ。」

「ああ、それなら問題ない。坊主はハンターだ自分の分ぐらい自分でなんとかするさ。ひょっとしたら獲物も教会に入れれるかもしれないぞ?ほれアレ見せてやれ。」


俺はガドルの毛皮3枚取出し2人に見せた


「これは寄付金がわりです。よろしければお納めください。」


2人は驚いている


「これは・・・ほんとに君が?」

「おっちゃんに手伝ってもらったので自力とまではいきませんが。」

「いやいやそんなことないぞ。俺が手を出さずとも十分戦っていたしな。あとリッピーくらいなら簡単に狩れる腕はあるぞ。」


そんなやり取りを聞いていたシスターが口を開いた


「司祭様。よろしいのではないですか?迷えるものを受け入れるのも我らが務め。しかも自力で稼ぐことができてこちらにはあまり負担にはならないと思いますよ?」

「そうそう。なかなかの優良物件だぞ!」


おっちゃん・・・優良物件って・・・


「・・・わかりました。受け入れましょう。これからよろしくお願いします。」


司祭は微笑みながら言ってくれた


「こちらこそよろしくお願いします。」

「いろいろとあてにさせてもらいますよ?」


シスターが微笑む。が、これは危ないほうの微笑みだ。なんか黒い。

ははーん。これは怒らしたらヤバいタイプの人だな。気を付けよう。


「ではみんなに紹介しましょうか。」


そういって奥に行こうとした司祭様をおっちゃんが呼び止める


「あ、先にギルド連れてってハンター登録だけすましてきます。紹介はそれからでもいいですか?」

「そうですね。顔合わせは時間がかかるでしょうしオットーさんがいらっしゃるときに登録を済ましているほうがよさそうですね。ではお待ちしておりますね。」

「それでは失礼します。」

「失礼します。」


そういって教会から出ようとした俺とおっちゃんがシスターに呼び止められる


「トーマ君?今日からここがあなたの家なのだから言うセリフが違いますよ?」


シスターが微笑む。

・・・あ、そういうことか。

俺は子供の笑顔でシスターと司祭様に行った。


「いってきます!」

「「いってらっしゃい」」


そうして俺たちはギルドに向かった


木崎斗真


特技  :鍵  ホームランバット(棍棒のフルスイング)

     英雄の知恵  無邪気なツッコミ(高速ボディーブロー)

     脛狩り


装備  :AEファング・シックル

     ハイウィンド・ダガー

      布の服   (バ神様より支給)


持ち物 : 錆びた英雄のナイフ (遺跡で発見)

     ガドルの毛皮×7

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