説明
さてさて、長い前書きで申し訳ないです
もうしばらくお待ちください
状況についていけてない俺たちに向かってイケメンが説明し始めた
「さてみなさんお待たせしました。さっきまでのは余興だとでも思ってください」
長い余興だな。いったい何話使うつもりだ。
「私たちはあなた方の言うところの神様です。」
え?コンビ名じゃないの?
「まー正確に言うと神様の使いってか分身みたいのものだからどっちかっていうと天使ってかんじかな?」
「あ、ちなみにここは俗にいう天界ってやつ。おもに神様の使いとかが暮らしてる世界でーす。」
美女が補足する。なんだちゃんと喋れるんじゃないか。
「長く話すのも面倒なのでいろいろはしょって話しますが簡単に言うとあなた方はもう元の世界には帰れません」
は?
「あなた方の世界では生命が増えすぎて崩壊寸前でした。よって天界処置において間引きすることになりました」
え?つまり俺たち死んだってこと?
「何人かの頭の中に浮かんでいたので説明しますが死んだわけではありません。ただ元の世界にいたあなたはもうその世界に存在しません。」
「選出方法に関しては完全なるランダムです。別に選ばれしものとかそんな厨二的な展開もありません。天災にでもあったと思ってあきらめてください」
周りを見ると泣き崩れているやつもいる
ま、こんな状況で平常心でいられるやつもそういないか
現に俺も膝ががくがくしている
頭の中だけは必死に冷静に保とうとしている状態だ
重い空気の中神様らしきものがまた口を開く
「あーでも私たちもこのまま消えちゃうのはさすがに申し訳ないから救済処置を用意しました」
救済処置?助かるのか!?
「元の世界ではなく別の世界への転生です。もちろんこのまま天界に残ることもOKです。」
「どこの世界に行くかは能力の都合上こちらで決めさせていただくのですがどの世界に行ってもある程度の恩恵を与えようと思っています。」
お!これはお決まりの展開ってやつじゃないか!
「ここから先は個別に対応しますので質問はその時に行ってください」
そういうと神様’sがめっちゃ光ってめっちゃ分裂しだした!
うわ!虫みたいでキモい!
あれ?なんか目の前が光に包まれて
うわーーーーー!
「ちょっとーキモいはひどいんじゃないかなー?」
気が付くとカーサとかいう神様が目の前にいた
こいつかよ。男のほうがちゃんとしてそうだけど大丈夫なのか?