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新たな武器②

お気に入りとユニークが急激に増えました。ガクブルです(笑)

真面目トークばかりで作者も疲れてきておりますが少々お待ちください(笑)

「おっちゃんって武器屋なんだよね?防具って売ってるの?」

「ん?ああそうか。さすがに武器だけじゃ心もとないか。いいぞ店で存分に見てくれ。俺はヒースローにも報告いってくるからその間に見ておいてくれ。」


おっちゃんの店はそんなに大きくない店だった。品数は少ないけど手入れはきちんとされていておっちゃんの性格をあらわしているかのようだった


って言っても今の子供サイズで使うもの買っても仕方ないしな。無難に使い捨てできるやつか装飾品ってとこかなぁ


そんな風に考えて探してみるがこれといってしっくりくるものはなかった

そこへおっちゃんが帰ってきた



「どうだ?いいものは見つかったか?」

「うーん正直俺のサイズでしっくりくるものはなさそうかな~。」

「まぁ基本俺の店は大人用しか扱ってないからなぁ~。ああ、でもそこの冒険者セットってやつは持っておいて損はないぞ。」


そういっておっちゃんが指差していたのは採集とか毛皮を剥ぐ時に使えそうな道具一式が入っているものだった


うーんでもしばらくはベイロークって町に居座るつもりだし今いるのかなぁ


「おっちゃん。俺今すぐ冒険する予定とかないんだけどこれって買っといたほうがいい?」

「なんだそうなのか。てっきり向こうについてハンターにでもなるのかと思ってたんだが・・・」

「俺みたいな子供でもなれるの?」

「普通は無理だな。でも坊主くらいの実力があれば問題はないさ。村を拠点にして簡単な依頼くらいならこなしてみてもいいと思うぞ」

「ふーん。じゃあこれもらうよ!あ、後なんか入れ物ない?鞄は返しちゃったから何にもないんだ。」

「それなら俺のお古をやろう。今はそれで十分だと思うぞ。大きくなったらもっといいやつを買えばいい。」

「ありがとう!じゃあそれくらいで大丈夫!」

「よし!じゃあ飯食ってねるか!」

「おっちゃん!まだ夕方だよ!?早すぎでしょ!仕事は!?」

「いや!俺はもう酒が飲みたい!今日の売り上げは坊主が買ってくれたから問題ない!」

「売り上げ少なすぎでしょ!?」

「よし!飲むぞ!」

「聞けよ!」


そうして酒臭いおっちゃんと長い夜を過ごした

俺10歳だぞ?水で付き合えるか・・・


~つぎのひ~


「あ゛あ゛~・・・じんど~・・・」

「そりゃあんだけ飲めばそうなるでしょ・・・」


付き合わされたおれは絶賛寝不足中だ


「そんな顔して店に来られると客が逃げそうなんだが・・・?」


マルタイさんが出迎えてくれた


「マルタイ~水もらうぞ~」


おっちゃんはそういって店の奥に行ってしまった


「ごめんなさい。おっちゃん昨日の夕方から飲み始めちゃって・・・」

「いえいえ。気にしてませんよ。君にも迷惑かけちゃったね。」

「おかげで寝不足です・・・」

「ハハハッ!でもまぁ大目に見てやってくれ。昔の仲間が死んでしまって彼もつらかったんだろう。」


あ、そういうことか


「そこまで気が回りませんでした・・・」

「子供がそこまで気を使う必要はないよ。彼なりに吹っ切れたみたいだしね。さ、武器ができてるよ。中に行こうか。」

「はい!」


店の中に入るとマルタイさんが出来上がった品を持ってきてくれた


「これが完成品だよ。サイズの都合上短剣は無理だったからダガーにさせてもらったよ。」


出来上がった品はサバイバルナイフくらいの大きさで刀身が白地に薄い緑がかかっている。刃の柄には宝珠が埋め込まれていた


「柄は君に合わせて少し細めに作っておいたよ。大きくなったらどこかで取り換えてもらうといい。宝珠は刀身に埋め込んだから柄は取り換えが可能だよ。刀身が緑がかっているのは宝珠の力だ。風の加護がついていた。切れ味が鋭くなりちゃんと使えるようになれば小さな鎌鼬くらいなら起こせると思うよ」

「名付けてハイウインド・ダガーだ。」

「すっげぇ!!かっこいい!!」

「物がよかったからね。私も頑張ったよ」

「いいなー」


二日酔いのおっちゃんがうらやましがっている


「宝珠はある条件下によってはレベルアップすることがあるらしい。規則性はわからないがせっかく武器にしたんだから大事に使ってくれ」

「わかった!宝物にするね!」

「もう出発するのかい?」

「うん!ここに来る途中でおっちゃんにいるもの教えてもらったしあとはひーのおっちゃんに挨拶して出発するつもりだよ。」

「一人で行くのか?」

「そのつもりだよ。おっちゃんたちにあんま迷惑かけれないし。」

「ふむ・・・オイ!オットー!」

「なんだ?」

「昨日の棍棒で新しく武器作ってみたんだが試し切りのついでにトーマ君送ってこい。」


そういってマルタイさんはおっちゃんに短剣を渡す

おっちゃんはニヤッと笑いそれを受け取った


「よし。任せとけ。」

「え?でも・・・」

「あくまで私の依頼の「ついで」だ気に病むことはない」

「うん。」

「君は少々気を使いすぎのところがある、子供なんだからもう少し大人に甘えるのもいいと思うぞ。」

「わかった!」

「じゃあ気をつけてな。なんか手伝えることがあったらいつでも言うんだぞ。」

「うん!」

「有料で手伝ってやる。」

「お金取るの!?」


「この剣いいなー。報酬代わりにくれよー」

「少しでも傷つけたら3倍で買い取りな」

「ゲッ!?」


そんなやり取りをしながらマルタイさんに別れを告げた

ひーのおっちゃんは相変わらずひーひー言ってたけど薬草と毒消し草を持たせてくれた


結局まともに会話できなかったな・・・

木崎斗真


特技  :鍵  ホームランバット(棍棒のフルスイング)

     英雄の知恵  無邪気なツッコミ(高速ボディーブロー)

     脛狩り


装備  :AEファング・シックル

     ハイウィンド・ダガー

      布の服   (バ神様より支給)


持ち物 : 錆びた英雄のナイフ (遺跡で発見)

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