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第20話・偽りの終焉4

***




冬「資料室へ、その日記を探しに行ってみよう。何か、他にも解るかもしれないしな。」








別館2階 資料室前




冬「あの女は…………来てないな。」


夏「うん、別館に逃げてからは遭遇してないね。」


冬「俺は結構、最初本館の中でうろつき回ってたが見ていないし………、そういや火野さん。」


火「ん、何だ?」


冬「火野さんは俺達に遭遇する前………、別館にいる時はあいつは見てないのか?」


火「ああ、見てないな。ここで最初に人を見たのは、お前達だし。」


冬「そうか………、一応聞くが蒼麻と上山は?」


夏「見てないよ。」


上「俺もだよ。」


冬「先輩は部室出てから遭遇したんだよな?」


秋「うん、そうよ。」


冬「ふむ………つう事は本館にいた俺達は運が良かったのか?」


秋「そうなんじゃない?」


冬「そうだ、まだ正体の解ってない、いるかもしれない誰か、コイツには先輩も遭遇してない?」


秋「うん、それは私も分からない。」


冬「もしこっちサイドの人間なら早いとこ合流したいわな………。」


夏「なぁ、あんまり外に居すぎて、もしいきなり来られたりしたらアレだしさ………。」


冬「あ、ああ、そうだな……、中に入っちまうか。」




ガララララッ




?「ごきげんよう。」




冬「……………。」




ガララ、ピシャッ




冬「みんな、資料室は後回しにしよ………」




ガララララッ、ガシッ




?「見ないフリなんて、酷い子ね、冬木君?」


冬「…何でアンタまでいるんですか?菫さん………」


夏「やっぱり姉さんだったのかっ?!」


夏希菫「蒼君までこんな変な所に閉じ込められてたのね………」


秋「アンタね…、非常ベル鳴らしたのって………。」


菫「おかげで助かったでしょ?」


上「菫先輩いなきゃ、俺達強行突破確定だったしね……。」


火「まぁな………菫ちゃんは追いかけられた時大丈夫なのかい?」


菫「私はすぐ逃げちゃいましたし、どうにか………」


冬「………菫さんは、日記見たんですか?」


菫「………日記?」


冬「灰色のボロいノートの………。」


菫「ああ………あれね。」


夏「いつ読んだの?」


菫「部室の掃除始める前よ。誰のかな?って。」


冬「触らなきゃ、俺達こんなとこに居なかったんだよな…。」


菫「何の話かしら?」


冬「実は…………。」






冬「…………って訳です。」


菫「ふぅん……。で、あるかどうかも分からない手がかりになりそうな日記を探してる、と。」


冬「まぁ、探さないよりマシかな……と。」


菫「なら………。」




ガララララッ




菫「早く見つけましょ?」

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