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第14話・狂気4

***




冬(……………こりゃ、マジで普通の女じゃないな…………。)






女「…………」




冬(充血したみたいに目が真っ赤に光ってる………。)


冬(雰囲気からして近寄りたくても近寄れない感じだし…………蓮先輩が逃げる訳だ。)




スッ




夏「……どうだった?……」


冬「……やばいな、一部除いて見た目は普通の人間なんだろうが、あら一目散に逃げるわ。……」


秋「……でしょ?……」


火「……冬木、場所変われ、覗いてみる。……」


冬「……ああ。……」


火「……………。」






火「……本当にやばいな。……」


冬「……位置は?……」


火「……恐らくお前が見た時のまま、扉の前だ。……」


冬「……一気に奴のいない扉から逃げるか?……」


上「……待てよ冬木っ、お前それはっ……」


火「……早まるな、いくらなんでも危険だ。捕まったらアウトは間違いないが、そいつは最後の手段だ。こっちに気付いたら逃げる。向こうが去るかもしれん、待とう。……」


夏「……宗治、焦る気持ちは解るけど、今は……」


冬「……解ってる、悪かった。……」


秋「……先生、そのまま見張りお願い。……」


火「……了解だ。……」
















30分後…………



火「……まだ動かない。……」

冬「……こっちにいるの気付いてるのか?……」


秋「……でも、そしたら何でこっちに来ないのよ?……」


冬「……敢えてこっちが出てくるのを待ってるのか?……」


火「……状況は動かないか……。みんな、走れる準備だけでもしろ。……」


冬「……強行突破か?……」


夏「……………。」


火「……お前らが逃げられるくらいの時間は稼ぐ、俺の心配はするな。考えがある。……」


冬「……分かった。……」


上「……冬木っ。……」


冬「……火野さんに嘘つかれた事はない。この人が本当に危険だと感じたら、動かないさ。……」


火「……そう言う事だ。カウントしたら走れ、いくぞ。……」






火「……5……」


上「………。」


火「……4……」


秋「……………。」


火「……3……」


夏「…………。」


火「……2……」






冬「……………。」






火「…………1っ、…………」


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