表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/30

異世界ラージア

今回初投稿です。よろしくお願いします。

ここは・・・?

(おい)

ああ、夢か。なんか目の前に変な女が・・

(誰が変な女よ)

いるがまぁ気にしないことにして、ここはどこだ。変な女

(あんたの夢の中)

なるほどな、それでなんの用だ

(ああ、そうだった。この後話あるから、今はとりあえずおきてよ)

夢で起こすくらいなら俺が起きるまでまっりゃよかたっただろ。

(そしたら説明が面倒臭いじゃない。だから、予め挨拶しとうこうと思ったのよ)

いい迷惑だな。挨拶なんかどうでもいいから、さっさとおこせ・・・変な女

(今の間は何よ・・まぁいいか。それじゃまた後でね。拓磨)

ああ



「ん・・・朝か」


さっきのは夢なんだろうが、まさか夢に起こされるとは思わなんだ。にしても・・


「おい」


何で夢にいた奴が隣にいるんだよ


「くぅ~」


しかも熟睡してるし・・・とりあえず俺を起こしたくせに寝てるのはむかつくからな


「てめぇが起こしたくせになに寝てんだよ」


起こそうとしてみるが


「んぅ・・」


「おい・・起きやがれ!おい!」

大声を出しても・・

「んぅ・・ぅ・・・い」

お・・反応あり

「何言ってんだ、いいから起きろ」

もう少しで起きると思ったが次の瞬間

「うるさい!」

カッ

「うお!」

そいつは光を放ち、こいつ短気だなとか思ってる間に俺はその光に包まれ、そこで意識をうしなった。







「・・ぇ・・・・よた・ま」

何か声が聞こえるが誰だ?

「おき・・ょ・」

うるさいな、俺はまだ眠いんだよ・・・変な女

「起きなさい!拓磨!」


「何だよ・・」

いい加減うるさいので仕方なく起きると

「やっと起きた、さっきおきといてっていったばかりなのに」

変な女が・・・

「変な女じゃない」

心を読むのも止めろ。うざいから

「うざくて悪かったわね。読まれたくないなら自分の口で話してよ」


「分かった。じゃ、まずは」

ビシッと一発入れておく

「イタッ!ちょっといきなり何よ酷いじゃない!」


「うるせぇよ。まぁ、俺の気は澄んだからもういい。それよりもここはどこだ。夢の中じゃないだろ」


そう、先ほどの夢の中は周りは白一色だった、だが今俺たちがいるのは周りに色があるのは勿論、空をみると・・・なんか変なおん・・じゃなかった。竜が飛んでいた。もうその時点でここは地球ではないだろうことが分かる。だからこそ俺は今「ここはどこだ」という質問をしたのだが。


「・・・」


質問された本人はアホのように、それこそポカ~ンという擬音が合いそうな顔をしていたので、頬を摘んでみると・・・


「いふぁい」


と反応したので離した。


「戻ってきたな、それでもう一度聞くがここはどこだ。竜はいるし、植物も明らかに地球の者じゃないだろ」


「ん・・ああ。ここはって、あんた何でそんなに冷静なのよ」


「別に慌てるような要素は何もないだろ。お前こそ何でそんなことを聞くんだ」


「だって急にこんな所に連れてこられたのよ!普通は驚いたり慌てたりする筈でしょ!」


「それはお前にとっての普通なだけで、俺の普通はお前とは違うんだよ・・・それよりもいい加減質問に答えろ」


「ああそうね、ごめんなさい」


こほんと咳払いしてそいつはこの世界について話し始めた。


「ここはあなたの思ってるように地球とは別の世界。名はラージア。竜も魔物もいるのがこの世界の常識。ここまで、何か聞きたいことはある?」


「いや、この世界のことは理解した。では次の質問だが、なぜ俺をここに連れてきた」


「っ!」


「どうした何か理由があるんじゃないのか」


「理由は・・・特にないの」


「そうか、分かった。では最後の質問「ちょっ!ちょっと待ってよ!」ん、どうした?」


質問をしようと思ったら急に割り込んできたので聞いてみるとそいつは驚いていた。


「なんで・・・怒らないの?」


「なんで、とは?怒るような所があったか?」


「あったじゃない!私はあなたをなんの理由もなしにこの世界に連れてきてきたのよ!普通は怒るでしょ!」


「なんでお前が怒るんだ?少しは落ち着け」


「落ち着いてられないわよ!いくらあなたの普通の基準が違うからって!怒りもしないのは可笑しい・・」


こちらの話は聞きそうにないので先ほどのように一発入れると・・・


「イタっ!あ・・ごめんなさい。取り乱してしまって。」


冷静さを取り戻した


「いや、構わない。最後の質問なんだが聞いてもいいか?」


「ええ、いいわよ。なに?」


「お前の名前は?」


そう聞くとそいつはまたアホの顔をしたので一発入れようと構えたら


「ああ!大丈夫。大丈夫だから、もう手刀はやめて。・・・え?それが最後の質問なの?」


「そうだが・・・何か変な所があったか。」


今の質問でおかしな所があったか考えてみるが特におかしな所はなかった筈だが・・・


「いえ・・そうね。あなたはそういう人よね。うん」


そいつは俺が考えている間に一人で納得してしまったようで、なぜか笑っていた。だからこのことはもう気にしないことにして、再度質問をする。


「それで、お前の名は?」


そして・・・


「うん。私の名前は」


俺たちの物語は・・・


「リム・フィアトネス。これからよろしくね、拓磨」


始まった。

感想等できれば送ってください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ