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おわりに

 趣味作家のススメと題して、私なりの小説執筆指南書を書くつもりだったが、どうやら物語形式の自伝が完成してしまったようである。もともとのコンセプトが備忘録であるから、このような形になったわけであるが。出来不出来はともかく、全霊の熱弁を振るえたため、私は非常に満足している。自分さえ良ければ、すべて良し。これぞ、趣味作家の醍醐味と言える。


 しかし当初、まだ一冊しか脱稿していない素人なのに、偉そうに指南書なんて書いていいのだろうか、と躊躇はしていた。


 ただし、挑戦したいという気持ちだけは大切にしたかった。とりあえず書き出してみよう、と始めたら、勢いづいて止まらなくなってしまった。そして今に至るというわけである。


 拙著「フライングターゲット」も然り、この「趣味作家のススメ」も然り。一読してもらえればわかると思うが、この程度の文体と語彙でも、作品として成り立つのが証明できると思う。


 皆さんも思い切って、創作の道へ足を踏み出してみてはいかがだろうか。他の指南書のように、プロを目指そうとは言わない。とはいえ、せっかく書くのだから、プロを目指したいという気持ちも充分に理解はできる。


 それならば、まずは予行演習ということで、趣味作家からスタートしてはいかがだろうか。プロットもがっちりと固める必要はない。行き当たりばったりの方が楽しめる場合もある。実際、この私がそうなのだから。


 いまはまだ書けそうにないが、趣味作家のススメの第二弾の企画を発動させる時が来たら、次こそは私なりの創作方法を伝授してみたいと思う。こんな素人の私の指南書で良ければの話ではあるが……。


 ノートパソコンを開けば、創作の世界が広がり、無限の可能性も爆発的に広がっていく。さあ、共に進もう。趣味作家の道を。


 話は変わるが、ちなみに、私とコウキが紡いでいく現代ファンタジー小説の次作のテーマは、スーパーハッピーエンドである。


 勝手に決め付けて申し訳ないが、人生という現実は、ほぼすべてがバッドエンドだ。最近のドラマや映画も、リアリティを求め過ぎて、結局はいつもの日常に戻るだけのバッドエンドが多い。


 それではダメなのだ。少なくとも、私は受け入れられない。


 ここで、趣味作家の登場である。


 やはり、自分が納得するエンディングは、自分で創るしかない。自分の作品の一番の愛読者は、自分なのだから。見放すことなく、永遠に付き合ってくれる。


 それを踏まえて、現在進行形の私の日常はこうだ。


 アイデアが溢れんばかりに湧き出してくる。加速していく妄想で、職場での作業中に手が止まってしまうことが度々ある。


 創作意欲の光が、過去の暗澹を上書きしていく。ひとり笑いを堪えるのが、やっとのときもある。


 飛行能力を隠し持っている。まだ誰も気づいていない。


 秘密組織に狙われる日も近いだろう。背後を振り返る。いまは、誰もいなかった。


 前を向く。突き進む。手術した右手首にも力が戻りつつある。またひとり笑った。


 私にはできそうもないが、この主人公ならできる。ぜひとも世界を救って頂こう。


 これはきっと、すごい作品になりそうだ。

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