設定集1
・世界の貨幣
金貨 1ソル
小金貨 0.5ソル=6フロー
銀貨 1フロー
小銀貨 1ハーフフロー=10コル
銅貨 1コル
小銅貨 1セン=10リム
最小補助通貨 1リム
他に古代王朝の貨幣などが、世界には存在します。
・嘆きの暦
200年の長きに渡る魔術師、魔女狩りの歴史。
暦を数える度に魔女や魔術師達の、嘆きの声が記録されたという狂気の時代。
現在の主人公エレアノーラが8才の時に、国家が収束宣言を出した。
魔女や魔術師達の魔女同盟の中には、勝手に収束宣言を出した国家に復讐の火を燃やす魔女同盟過激派がいる。
ノーラも当時は、同世代の子供から石を投げつけられたりしたが、政治的なことへの興味は薄い。
・魔法
1元素術
火、水、風、土の4大元素を操る基礎魔術
即応性が高く、戦場から日常生活まで広く使われる
2光術
聖なる光や生命力を操る魔法。
治癒、浄化、祝福が主軸。対不死者・呪物に強い。
神殿系統の修練を受けないと高度術は習得できない
3闇術
影・精神・死の力を操る魔法。
呪詛、幻惑、恐怖付与、魂干渉など。
禁呪指定も多く、闇術師はしばしば警戒対象となる
4精霊術
自然界の精霊と契約し力を借りる魔法。
同じ元素術でも精霊経由だと威力や効果が異なる。
契約相手によって使える魔法が大きく異なる。
5古代魔術
古代文明期に確立された、ルーンと長詠唱を必要とする大規模魔法。
高威力だが発動に時間がかかり、補助役が必須。
現代では完全に再現できず、一部は失伝。
6錬金・付与術
物質変換、魔道具作成、武器防具への魔法付与。
商業・戦争・医療など多方面に利用される。
市場価値が高く、国家が技術者を囲い込むことも多い。
・詠唱とルーン
魔法は詠唱をしないと10~30%ほど威力が落ちる。
無詠唱は短縮術として高度な技術で、土の魔法陣を描いて発動させる(タッチメントルーン)などの発動式もあるが、時間がかかりすぎて現実的ではない。
ルーンには強化・操作・拡散・時間(早・遅)接続・誘導・精密などさまざまなルーンがあり、これら7大ルーンが基礎とされる。
ルーン一つで同じ"魔法でも全く異なる性質になる"
・魔術書
嘆きの暦の時代に魔女、魔術師達の知識の結晶である魔術書は焼かれ焚書の対象となった。現在では嘆きの暦が収束し魔術書の価値は高騰。魔術書を求める魔女や魔術師のみならず、一般人のコレクターや資産家から、投資の対象としても買われ価値は年々高騰している。
一部の魔女や魔術師達の間で、再編写本運動という積極的に古代の知識を残そうとした運動が行われている。
閲覧いただきありがとうございます。
作中でこれらを説明するとテンポが悪くなりますし、話が長くなってしまいますので、設定集の一部として出しました。




