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前説

本日は、ご来場頂きまして、まことにありがとうございます。私は今回作・構成・語りを勤めさせていただきます、田中亮と申します。宜しくお願いいたします。

さて、今回は私の突然の思いつきで、このような朗読会を行う事になったのですが、それには理由があります。

それは私がとても大切だと思う、一人の人に出会ったからです。先のことはわかりません。もしかしたら、明日事故にあって、私はこの世にいなくなるかもしれないです。でも、そんな大切な人に出会えて、一緒にいられる今について、その喜びについて、書きたくてこの物語の筆をとりました。

今の世の中、繰り返すことの出来るいくつもの作品に溢れています。CD、ゲーム、本、そのどれもが、何度でも手に入るものです。けれど今回のこの朗読会は、そして、モニターの向こうであなたが耳を澄ましてくれているこの夜の下で、世界の片隅で、同じ時間をみんなで共有する今は、もう二度と訪れません。それは今の世の中にとってとても貴重なものであると思います。

今日ここに来てくれてありがとう。精一杯大役を勤めさせていただきます。どうぞ、楽しんでいってくださいね。

それでは、物語の始まりです。


シーキュー、シーキュー。私の声が聞こえますか。私の声が聞こえますか。


第一回MorningPark朗読会。掌・ネオンテトラの恋。田中亮未発表小説・誘蛾灯より。作・構成・語り、田中亮。協力、掌・ネオンテトラの恋製作委員会。


この物語を、クミホさんに捧げます。

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