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杜の国の王〜この子を守るためならなんだって〜  作者: メロのん
第1章 安住の地を求めて
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第81話 異なる生態

 今日で森の中を移動してから3日目だ。ここまでは順調と言えば順調にきている。順調すぎると言ってもいい。


 その理由は東方向は生き物がそこまでいないためだ。本当にここが深層かと勘違いするほど生き物の気配がしない。全くいないと言うことはないが明らかに少なすぎる。


 ただ生き物が少ないからなのだろう、草木はこれまでかと言うようにすくすく育っている。蔦が樹の太い幹に巻き付くように絡み、そのまま木の枝まで伸びる。


 樹が少なく光が遮られていない場所には、赤、緑、青、様々な色の花がお互いを邪魔することなく、お互いの美しさをより魅せるように咲き誇る。


 樹々の枝にはでっぷりと肥えた果実も成る。あの果実は味、栄養価共に優れていて森の生き物に大人気なんだよな。水分も摂れるしでテンの大好きな果実でもある。。折角なので全てとは言わずとも無くならない程度に取っていこう。


 ただ、そんな果実がここまで成りまくっているということは本当に生き物がここら辺にはいないのだろうな。


 それにしてもここら辺に生き物が少ないのはどうしてなのだろうか?単純に生き物がこの辺に棲家を造らなかったためにこのような生態系になった、というのは単純的だ。


 ただ生き物というのは餌を求めて、より良い棲家を求めて移動するものだ。それがこんな良い環境であり天敵も少ない場所を見過ごすのだろうか?


 ここまで豊かな自然が出来上がるには数年じゃ足りないだろう。それこそ10年、20年、いやもっとかもしれない。それほどの年月をかけてここまで豊かになったはずだ。


 そしてその間生き物がここら辺に棲みつかなかった理由か…もしかしたらこの領域に主的な強力な魔物がいたり?


 この森に棲む魔物はかなりの力を持つ。そんな魔物たちが寄り付かない程の強力な魔物なんて考えづらいな。それこそ御伽噺に語られる龍とかか?


 いや、馬鹿馬鹿しいな。御伽噺に語られる海を見つけたからか少しメルヘンな思考になってしまっているかもな。

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