夏空… レクイエム…
会いたい…
言葉… 蝶にして
風に 乗る
目覚めてよ… 運命
とっくに過ぎた 春の陽射し
いつまでも 想ってる
あたたかさに 眠る
私を 目覚めさせて
夏の 入道雲
遥か 高く
どこまでも 吸い込む 『青』 に
飛び込む
海より 深く
どこまでも 沈み込む あなた
探すように
生まれ落ちた 世界
いつかの 流星みたい
消えるまで
気持ち
隠さずに 輝き続けた
あなた 見上げる 夜空
見ることは 出来ても
触れられない 空
手を 伸ばす
ここに いるのに…
見えているなら
探して…
遙かなる 天空
地平線すら 包み込んで
抱きしめて ほしい
あなたの 炎
焼け 焦がす
私の 宇宙
未来の 扉 開くまで
何万年も 生まれ変わり 続ける
宿命
もう… 眠っていいよ…
そんなの 望んでない
生まれ変われるの なら
ただ…ただ… あなたのもとへ
生まれ 落ちたい
誰しもが 望む 運命
手から 零れ 落ちる
また 探さなきゃ ならない
どこかへ 行ってしまった の…
幾億も 輝く 星たち
あなたの 光 探す
生まれ変わるたび 姿 変える
何億光年も 過ぎ去った 光
あなた 探す 旅
飛び 続ける
もう… お終いにしたいのに…
星たちは 生まれ また 輝く
月さえも 太陽に 照らされる
私 ひとり 永遠みたい
ブラックホール…
いるか いないのか 分からない あなた
探し 続ける
超重力空間
背負い 続ける 苦しみ
いとも 簡単に 掻き消して
そんなの 夢だって 言ってよ
願い 叶える 空
どこまでも 満たして
今日も 零れ落ちる
誰かの 願い
星たちが 地上へ
生まれ 落ちる
空
そうまでして
会いたかった 人
次元 飛び 超えて
背中の 翼さえ 捨てた
失くしたものの すべて
私の中の あなた
この地球上で 記憶 拾い集めて
希望というの なら
どこまでも 輝いて
私を 導いて
雲さえも 溶かして
あの 水平線より
時間さえ 追い超して
翼 ひろげて
その 背中に のせてほしい
たった ひとつの 願い
たった ひとつだけ 抱えて
どこまでも 飛び 続ける
夜を 超えて
朝の 向こう側へ
まぶしい光の中 目を閉じる
疲れ果てた体が 宙に浮く
眠ってみたい
夢を みてみたい
誰が 言ったんだろう
この体が 欲しがるほどに
いつ 覚えたんだろう
それが 幸せだって
幻が 現実 みたい
消えないように 頭の中 ずっと 想い 描いていた
ぐるぐる 目が回る
輝き みせる スクリーン
白い 世界
そこから 羽ばたくなら
涙 拭いて 立ち上がる
待っている 人が いる
なぜなら
人は
幻のように
いつしか 消えてしまうから
あなた や たくさんの 星たち
輝き 抱きしめて
たった ひとりの 私
ひとり… じゃないから
誰かの 言葉 信じて
今日も 眠る
どこかで 誰かを 想う
すべてを 脱ぎ捨てて 裸になる
月の明かりが 満ちる
風吹くままに 丘に立つ
私に 似た 人たち
手を ふっている
呼びかけるように
私も 手を ふる
ひとりじゃない…
ひとりじゃない… から
大丈夫… だから
声が 聴こえる
お互いに 呼びあう
名前 呼びあう 空
ひとりじゃない なら
大丈夫 だから
誰もが 一緒に 空を 飛ぶ
あの 飛行機雲 超えて