おさえておきたいこの4冊!
順序を気にせずに――でした。
まあ最悪、削除して割込みすれば、
無理やり並べ変えられないこともなかったよね。
はい。
この辺から、いよいよ本題です。
とりあえず『有用な本』というものを開示しましょう。
『ドラえもん全巻』がありました。今からプレゼンする『4冊』があります。そして私の執筆マニュアルファイルがありまして、再び『ヒット作』へ還っていただくことになります。
そうすれば『秘訣』に、『あっ!』と驚きの声を上げることになる。
『パラダイム・シフト』を起こしましょう。
ドラゴンボールの内容を、どれだけ暗記していようが、まったく目に見えていなかったものが、あなたには見えるようになります。
念能力を取得して、『凝』を使えるようにしてもらう。
『パラダイム・シフト』が起こった後は、同じものが過去とはまったく違って見えるようになるのです。
…………。
……。
サブタイの『4冊』の次に重要な本。
辞書を除けば『文春ジブリ文庫』になります。
『ジブリの教科書5 魔女の宅急便』
『シネマ・コミック5 魔女の宅急便』
この2冊がまあちょっと今例を挙げるなら手元にありますが、
合わせて2000円ちょっと。
ぜんぜん安い方ですよ。
普通は『また金曜ロードショーでやるだろ』とか『何度も金曜ロードショーで見たから全部憶えてる』『いやDVD持ってるしw』といって買わないんですが、やはり作家志望は、それでは群を抜けないのではないかと……、思いましたよね。
『キテレツ』とか『まじっく快斗』とか『あずまんが大王』……、巻数は少ないのに大ヒットというか売れてるというか。そういうのは『ベン図』で処理して共通点を抽出したくなる。
その最たるものがジブリ映画なんじゃないでしょうか。
『もののけ姫』を観るたびに、犬夜叉全巻がチラつくのは何故でしょう。
めちゃくちゃに密度が高いことは間違いがない。
何がすごいって、当然フルカラーなんですが、450ぺージ近い1冊の中の、ふきだしと、ふきだしの外の文字、効果音とかが、全部手書きで、しかも使いまわし無しなんですよ。
アニメ作る側からすれば、たいした労力じゃないんでしょうが……。
あと文字になってるから、耳で憶えてた単語が、しっかりと正しく認識できます。『ああ、こう言ってたんだ……』みたいに。
一瞬で見直せるというのが、映像じゃない媒体はいいですよねえ。
再び『ヒット作』へ還っていただくことになります。
まあこの『ジブリの教科書』『シネマ・コミック』を、持っているか持っていないかにも、作家として大成できるかどうかの境がありそうです。
『発行部数急増の秘密』は、この4冊の中のどこかにある。
赤『How to Stop Worrying and Start Living』
緑『How to Win Friends & Influence People』
青『How to Develop Self-Confidence and Influence People by Public Speaking』
白『The Quick and Easy Way to Effective Speaking』
原題をまず記したのは、邦題になると意訳され、要約されていて、個人的な不満を抱えて本屋に出向いた志望者が、手に取るはずだったのに、意訳され、要約されていたために、
原題となら合致できたのに……、探し当てられない、出会えない。という問題が、いろいろと予測できたからです。
いえ、背表紙にきちんと、原題は記されてあるんですが、邦題も一緒にあったら、邦題の方しか頭に入ってきませんよね。
小学生のおともだちもいると思うので、緑の方に注釈しておくと、『Win Friends』は、友達に勝つ、じゃなくて、友達を得る、になります。
邦題でなら以下のようになります。
赤『道は開ける 香山晶訳 創元社』
緑『人を動かす 山口博訳 創元社』
青『話し方入門 市野安雄訳 創元社』
白『心を動かす話方 田中融二訳 ダイヤモンド社』
小説家・漫画家になろう! と思って、大きな書店の、ビジネスだの哲学だの自己啓発だののコーナーへ直行し、『話し方入門』はまだしも、『道は開ける』だの『人を動かす』というタイトルの本を、確信を持って購入しますか? 小中学生が? しませんよ。
だからこれはヤバいんです。
この辺全体がヤバい。
最短で到着させてくれよ! そう思いますよねえ、そう思いましたよ。
『ラノベの書き方本』の方を買っちゃう!
でもその作者は無名! 畜生!
え、別にオレ、鬱じゃねーしw と、思われるかもしれませんが、
今ここで最も重要なのは、世間一般とは真逆で、『デールの白と青』なんです。
そこで『話し方』を学ぶ。トーク力を身に付ける。
トーク力の身に付け方は、白と青で学ぶんです。
というかどちらか一冊あれば身に付きます。
コミュ障を治す薬は実在する。
というか、青と白は、中身ほぼ一緒です。
じゃあなんで両方要るのかというと、やっぱり意訳されてるから、両方あった方がよりわかりやすいっつーか。目が青いって情報、なんでカットしたの!? 一番大事なやつだろそれ! って思いましたもの。
片方じゃ『……?』になりがちだからです。『のび太』には。
で、じゃあ『実際に話してみた!』というのが、ありえないのであれば、白と青さえ、うそっぱちになりますよね? 『大勢の人に称賛された、つまりバズった、いいねと高評価と再生数が半端なかった超SS』を、『悩み』と『人間関係』に大別した『超SS集』が、デールの赤(邦題:道は開ける)と、デールの緑(邦題:人を動かす)になるわけなんですね。
どうですか?
正直、欲しくなってきたでしょう?
でも信じられますか、これ、約100年前の本なんですよ。
10年前に買った原書に、70年間ベストセラーみたいにかいてます。
デール本人も、赤か緑か、どっちか1冊仕上げるのに、15年かかったんでしたっけ?
これはぜひ、義務教育を終えるまでに、一言一句残さず、丸暗記してください。
私はもともと文系ではないので、1冊読了するのに半年かかりました。
今だってダン・ブラウンのデセプション・ポイント、たった2冊を読むのに2か月ほどかかっています。
『書く』ではなく『喋り』『トーク』が大事だということは、もうわかってくれていると思いますが、そうなれば、求めるべきなのは、『話し方』の本になるはずです。
ここがもう、小中学生の頃には、さっぱりひらめかない。
高校生だって大学生だってインスピレーションで繋がらない。
『書き方』『書き方』『書き方』『書き方』! と、血眼になって探しまわって……貴重な10代20代を棒に振る……。
私個人は『攻略厨』の対極にいる『育成厨』なので、どうしてもこの『さがしまわり期間』を、現役の中高生にショートカットさせてみた! という実験結果が知りたくてたまらないんですよ。
先輩はひとつも怖くありません。
芸人さんが本を出せるのも、要は先に『トーク力』を上げておいたからです。
又吉先生も、漫才師・芸人として、喋りをこう、壇上だのカメラの前だので鍛えられたから、火花に繋がった……みたいなこと言ってましたよね?
カラテカの矢部さんも、『トークが上手であるべき』というプレッシャーを、漫画の前に受けました。
話は戻ります。
デール・カーネギーという人物は、もともと小説家志望でした。
処女作のタイトルは『ブリザード』。
持ち込んで門前払いに遭います。
(俳優志望でもあったはずですが、どちらを先に夢見たのかは忘れました。彼は俳優にもなれませんでした)
そこで『パブリックスピークの講師』の仕事で、飯を食っていくことになります。
『大人のための会話の講座』というものが、100年前のアメリカには、普通にあったのです。
先進国も先進国。
でも当時は『リンカーンのゲティスバーグ演説の丸暗記』だの『感情を込めて情熱的に』だのと言った、『話し方』の分野の、暗黒期というか、黎明期というか……。
そこでデールは『人が好む話』を研究するわけです。
必要に迫られて。
もともとは、話すことなんか、なんにもなかった側なのです。
この事実は実に我々に、勇気を与えてくれます。
――彼はそこで素晴らしい発見をします、なんと、一般人の大多数は、『悩み』というものを抱えていたり、『人間関係が上手にできな』かったりする、ということを、デール・カーネギーは発見するのです!
おもしろいですね。
彼は楽天家のコミュ強だったのでしょう。
まったく思いもよらなかったなんて!
女子はデールとケンコバさんの、共通点を見出せるかもしれません。
《易》を扱う話は、実にデリケートなので、計画が今はあるだけです。
話はブツ切りになりますが、
『デールの青』には、聖書やシェイクスピアから、トーク力を抽出する部分があります。
『歴史的な名著』から抽出された『トークの要点』を、壇上で演説できるまで磨き上げたものを、更に我々が、小説の作成に使用するというわけです。大元は『名著』なわけですから、信頼も安心も、ありなんじゃないかと。
じゃあなぜ日本では、そんなん聞いたことねーぞなのかというと。
言っちゃいけないことなのかもしれませんが……、
誰だって自国を最優先で教化したいわけですから。
実際、日本は土地の面積でさえ、アメリカ様に、ぜんぜん及んでいないですからね。
こっちがあれこれ注文をつけられるか?
ダンス……。ダンスってお前……。
普通に考えれば、ダンスじゃなくてそろばんを教える方が、頭のいい日本人が育つわけですが……、まあこれ以上は言えませんよ。
そろばんを習わなくなった理由をよく考えてください。
でも個人に着目すれば、勝手に習えばいいだけなんです。
『国が義務教育ちゃんとしろ!』じゃなくて、
『気づいた人』だけ、勝手にやればいいんです。
勝手に強くなった人は別にほら、セキルバーグさんだって、肌の色で差別されてないでしょ? バイオニフィケンに誘われていませんでしたか?
勝手に強くなればいいんです。
気づいた人から。
まあこんなところです。
だいたい伝わったと思います。
なんか思い出したら加筆しますし。
しかしむっちゃ時間食うぜこれやはり。
でもまあ残りは意外と少ないっちゃあ少ない。
とにかくこの4冊は、必須中の必須ですので、断食してでも購入してください。
文庫版もあったかな。赤と緑は。
ヒットした超SSの寄せ集めなんて、まんま『なろう』だと思いませんか?
共通します。ヒットの秘訣が。
次回はいよいよ『手塚治虫先生』と『藤子不二雄先生』の宿題にとりかかります。
分けるかも……。
応援よろしくお願いします。