ノエル&アオイVs.ウィン・ヤマト&セバ・スチャン8
更新の間隔が開いて申し訳ないです。
なんやかんやで私生活がいそがしいのと、当初予定してたより設定をモリモリにしてしまったため、続きの話を考えるのが難しくなったりと·······
まぁ、書きたいものを書くというスタンスからしたら間違ってはいないのかも知れませんが······
読者の皆様も矛盾点など発見した場合報告お願いいたします。
(どうしようも無いような矛盾点以外は直していきたいと思います)
まずは奴から奪い取った魔道具を地面に叩きつけて破壊する。
そこまでして俺はようやく自分の中に押さえ込んだ感情を解き放った。
それと同時に俺の持つ魔導書が赤色に変色していたのだが、俺はその事に気づいていなかった。
まずは奴の元へと踏み込み何も考えずに取り敢えず一発。
「がはっ!?」
「ちっ!」
攻撃途中に感じた痛覚に少し手が止まってしまったせいで、思いの外ダメージが入らなかった。
取り敢えず痛覚は切っておく。
本来ならば魔法だけでの治療が難しく、外科的な手術をするときなどに用いられる魔法なのだが、こういう使い方をすることで戦闘中の隙を少なくすることも出来るのだ。
とは言っても痛みというものは一種の防衛機能の一つなので、痛覚を消すことはあまり誉められたことではない。
それでも痛覚を消すのは殴る度に痛みで動きを止めていては満足に奴を殴ることができないからだ。
······どうやら俺はアオイを傷つけられた事に対して思いの外怒りを覚えていたようだ。
俺は痛覚を切った後衝動のままに相手に殴りつける。
その度に俺の体は傷つくが、痛みを感じていない上に、破壊された細胞を修復するのと同時にその傷も消えていくのであまり意味は無い。
更にこれは偶然ではあるのだが、一定期間でそれなりに傷ついてそれを癒しているというこの状況は全力行使のデメリットである『回復量が多すぎることによって発生する、回復可能時間の限界』を伸ばすことにもなっていた。
「がはっ!? 何故だ! なぜ見えぬぅ! ぐはっ!」
殴られている本人は必死で風を操ったり、腕を振り回して俺を遠ざけようとしているみたいだがそんなことは俺には関係なかった。
「わっ、我は太古の! 痛い! 強き魔の! あぅっ! 一員なるぞ! この小娘の中に入っておるからと言って! かべっ! なぜ捉えることができぬ!?」
コイツがどんな立場だろうと、どこの誰だろうと関係なかった。とにかく殴って殴って殴りまくる。ただそれだけだ。
「──! ───!!」
誰かが何か叫んでいるが関係なかった。
俺は例えコイツが泣いて謝ろうと殴り続ける······それだけだ。
そんな俺を後ろから抱き締めて止めようとする者がいる。
俺は邪魔をするソイツを確認するために振り払い、後ろを振り返った。
「もうやめてノエル! とっくに試合は終わっている」
そこにいたのはさっきまで気を失っていたハズのアオイだった。
次回は少し時間を戻してアオイちゃんが目を覚ましてからのアオイちゃん視点で、回りの反応などを書いていけたら良いなと考えております。
次回更新は······明日ではないですかね。
多分明後日とかになると思います。
読者の皆様にはお待たせすることを心から謝罪します




