表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/169

三ヶ月

そう言えば今チラリと見てくると日間2位、週間で3位、月間でも21位でしたね


あまりの高順位に少し驚いております


昨日も日間1位と高順位におります。ありがとうございます!


これからも応援よろしくお願いします

 俺たち第10パーティーが結成してから早いものでもう三ヶ月だ。


 その間をパーティーメンバー達と過ごすことである程度の行動パターンも把握することができた。


 このパーティーのリーダーであるテツは座学が終わった後は基本的に筋肉トレーニングをしている。


 たまに俺も一緒に筋トレをするが、その時に上半身だけとは言え筋肉は流石の一言だ。


 しかし、勉強の方は得意ではないようで


「座学を教えてくれないか」


 と真剣な顔で俺に頼みに来たときはビックリした。


 それからはちょくちょく勉強を教えている。


 次にニナとレッカだが、二人は基本的にいつも一緒だ。


 授業が終わると同時に町に遊びに行く。


 一度尾行したこともあったが、どこかイグニスさんとレンさんを見ている気になった。


 まぁ、全開の二人に比べたら全然大人しいものだし、二人は兄妹ではあっても恋人ではなかったため、距離感は多少違ったが······


 注意するほどのレベルでも無いし見ていて砂糖を吐きそうなくらいに仲が良いのでこれからはもう二度と尾行はしないと決めた。


 ちなみに二人とも勉強はそれなりにはできるようだが、別に上のクラスに行くという目標は無いようで、必死に勉強している雰囲気などはない。


 まぁ、それは俺も同感なんだけど。


 正直上に行って何があるというわけでもないのでそこまで上に行くことに意味を見いだせないのだ。


 それと対極なのがアオイだ。


 彼女は授業が終わると基本的に図書館通いだ。


 何が彼女を駆り立てるのか必死になって勉強している。


 たまに俺も隣で勉強というか本を読んでいることもあるんだけど······


 最近の愛読書は『白魔法師について』という何故か図書館の奥の方に埃を被って放置されていた本だ。


 読んでみると中々に面白く、白魔法師用の回復魔法や補助魔法について記されていたり、白魔法師はその職業特性として、精神力が高く、白魔法師に高い適正を持つ者も又精神力が高くなるという面白い供述もあった。


 もしかしたら俺があの後深夜の狼のお陰とは言え父さんと母さんの死を乗り越えられたのもそれが原因なのかもしれない。


 ちなみに俺は基本的に授業が終わったら図書館か訓練所だ。


 図書館ならばアオイと勉強、訓練所ならばテツと筋トレだ。  


 まぁ図書館の方はただ、隣でしているというだけで一緒にしていると言って良いのか定かではないが。


 テツとの勉強は、自分の復習にもなっていい時間だったが、テツの頭の悪さ······というと失礼になるのでテツの知識量の少なさには本当に驚くだけだった。


 正直入試に受かれた理由もやる気のポイントが高かったのでは無いかと思えるくらいだ。


 まぁ、最終的には俺たちが初めて迎えたテストもそれなりの成績で終わることができて、ダンジョン実習を迎えることができるようになったのでよかったのだが······

今回もかなり短いですね......しかし、本日はこのお話で一旦更新終了とさせて頂きます


また明日も更新しますのでご期待ください


本日更新するに当たって一部設定などを変更しております


変更内容や更新内容など活動報告に書いておりますのでよろしければご覧ください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ