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再びの別れ

なんとか書き切りましたが2日に一本ペースはかなり厳しいですね………。

次はもう少し遅くなるかもです。

「あら? もう終わってましたか?」


 アオイの魔法について話していると、審判役兼静止係に立候補にげたしたイグニスさん達の代わりに冒険者ギルドへの依頼の報告へと向かっていたシエラさんが戻って来た。


「ああ、両者素晴らしい魔法だったぞ」


 ウェルさんがシエラさんに模擬戦の詳細を説明している横で、アオイがミズキさんに訪ねる。


「ミズキ姉さん。これならお父様に話くらいは聞いてもらえると思う?」


「んー、内容によると思うけど話くらいは聞いてくれるんじゃ無いかな? そう言えば、アオイちゃんがわざわざ父さんにしたいお話って何だったの?」


「ん、魔武器開放について教えてほしかった」


「なっ!?」


 流石のミズキさんもその内容は予想外だったのか、目を見開いてアオイの事を見つめている。


「アオイちゃん、それは…………」


 アオイの方へと手を伸ばして何かを言おうとしていたミズキさんだったが、手を戻して目をつぶり、首を振る。


「アオイちゃんはもうあの頃のアオイちゃんじゃないんだから、私がどうこういう言うこともないと思う。だけど魔武器開放に関しては私も許可をもらえていない。つまり、並大抵の力じゃ父さんに認めてもらうことはできない」


 そこまで話してもアオイの表情が変わらないのを見てミズキさんの表情も柔らかいものになる。


「うん。わざわざ言わなくても覚悟はできてたみたいだね」


「ん、元々お父様しか習得できていない技術をそんなに簡単に習得できるとは思ってない」


 アオイの言葉にミズキさんが頷く。


「わかった。連れて行くのはアオイちゃんとノエル君と………テツ君だったかな? 後はそちらの獣人のお二人?」


 そっか、ミズキさんはレッカとニナに初めてあったのか。


「ん、二人はレッカとニナ。わたしたちのパーティーのメンバー。後、深夜の狼の皆は………」


 アオイがウェルさんの方を見ると、ウェルさんがシエラさんの方を向く。


「せっかくのお誘いですが、我々には次の依頼がありますので辞退させていただきますね」


「はぁ。駄目だったかぁ」


 シエラさんの言葉にイグニスさんが肩を落とす。


「折角魔武器開放なんて面白そうな物に触れるチャンスだったんですがねえ」


 その隣でレンさんも残念そうだ。


「まぁ、そういうものがあるとわかっただけでも良いじゃないか。もしノエルが習得できたなら、ノエルに教えて貰えばいいのだ」


「「はっ!?」」


 ウェルさんの言葉に、イグニスさんとレンさんがその手があったか!? といった反応をする。本当にこの二人は似た反応するよなぁ。


「というわけで我々はここで御暇させてもらうことにする。ノエル。また強くなった君たちと会えるのを楽しみにしているよ」


「はい! 皆さんもお元気で!」


 こうして俺達は再び深夜の狼と別れたのだった。

あれ? そう言えば今までテツの魔武器って出してたっけ? って今更ながらなってます。一応能力とデザインだけは考えていたのですが、よく考えたらテツの戦闘描写少ない上に、タイマンだと使い道が無いものなので、まだ出せていないのでは………?

あ、一応テツも魔武器を持ってはいます。

その能力を出す前にこの作品が完結する………なんて展開は起きないので楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

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