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任務達成のお祝いに蕩ける口当たり

 コンコンとドアをノックする音と同時に。


「おはようにゃ!」


 と、エイミーは鍵を開けて入ってきた。


「ニャ!

 お邪魔したにゃ!

 マスターに起こすように頼まれたにゃ!

 鍵が開いていたので開けてしまって失礼しましたのにゃ」


「エイミー、まあエルとは兄妹みたいなもんだから気にしないで」


「ニュゥゥゥ我のちーずけーきじゃ…」


「エル起きろご飯を食べにいくぞ」


「ウニュゥゥ」


 このドラゴンは低血圧である。

 というかドラゴンはちゅうるいみたいなものだからか?

 などと考えながら仕度して顔を洗う慶司も寝ぼけている。

 寝ぼけ眼のエルに服を着せて1階に降りると、店を開いて仕込みをしている店主のアドニスが声を掛けてきた。


「すまんな、そろそろ起きるだろうと思ってエイミーに声を掛けさせたんだが」


「いえ、こちらこそ鍵を掛けてなかったので。

 それと滞在ですがさらに5日程伸びることになりました。

 先に5日分をお渡ししておきます」


「おお、いいとも。

 で用事は上手くいきそうなのか?」


「ええ、グルテンさんに依頼ができたので。

 出来上がるまで町に滞在して、冒険者のギルドで仕事を探してみようと思ってます」


「そうか、ところで朝食はどうする食べてから出かけるかね?」


「ええ頂きます」


「朝は仕込みをしながらだからな、簡単な料理になる。

 ホルホル鳥と野菜をパンに挟んだものか、ベーコンと卵をホルホル鳥の代わりにしたもの。

 後はスープになるどちらも40リュートだ」


「我はホルホル鳥を所望するぞ」


「では僕はベーコンと卵で」


「おうよ」


「ところでこの国ではお茶を見かけないのですが…

 あとミルクはあったりしますか」


「なんだ薬がいるのか?

 薬剤ギルドへいけば調合してくれると思うが具合は悪そうに見えないが。

 それとミルクは量が取れないから町へ販売されてるのはないんじゃないかな。

 ほとんどがチーズの生産にまわされているから料理用に粉末を使ってるぐらいだ。

 この都市の近くは森か山だから牧畜に適してる場所が少ないのさ」


「ありがとうございます、後でいってみます」


「グルテンさんたちの工房が北の山側の地区で南がうちらの商業地区、西の山裾の方に行けば薬剤ギルドと冒険者ギルドなんかがある。

 東側は市場や農産物が運び込まれるから、そっちの出口へいけば牧場を営んでるところがあったはずだ」


「じゃあ慶司、お昼過ぎたらギルドで待ち合わせでいいかにゃ」


「エイミーがそれでよければ。

 それまで町を散策してくるよ」



 ◆◇◆



 エイミーと約束してから、アドニスに山人の好きそうな酒を見繕ってもらい御代を払ってから散策に出かけた。

 まずは近くの食料品を扱う店で酒の肴になりそうな干し肉などを店員に相談して手に入れてからグルテンのところへ行き、奥さんを捕まえてお土産としてお酒と干し肉や木の実を渡しておいた。

 実質只同然の仕事を引き受けてくれているのだ、気持ち程度の物を渡すついでに雑談をする。


「お茶はそうねえ…疲れをとったり、眠気をさましたり、寝やすくしたり。

 薬だから他の国でも扱いは変わらないと思うわよ?

 うちの亭主なんてたまに二日酔いの薬として飲んでるけどすごい匂いがするもの」


 なるほど、やはりこの世界ではお茶はハーブティーや煎じ薬の感覚か…

 流石に緑茶の茶葉の葉の種類まで覚えてないなぁと記憶を頼りにしてみたが無理だった。

 紅茶は緑茶を発酵させたんだっけ?

 コーヒーは豆が見つかればなんとかなるかもしれないけど…

 慶司は何とかお茶を手に入れれないかと考えているのだった。



 また来ますと挨拶をして、慶司とエルは薬剤ギルドへと足を伸ばした。

 道中でみんな名前に姓がないのか不思議に思っていた慶司がエルに尋ねた。

 渡良瀬慶司と名乗ると渡良瀬の地の慶司となるらしい。

 エルウィン・アルザスと同じで、他の大陸にあるニギニの国で姓名を名乗る風習があり、そこの名乗りと同じに感じていたらしい。

 今後名乗るときは慶司渡良瀬と名乗ろうかそれとも慶司オビスか?

 などと考えていると薬剤ギルドに到着した


「いらっしゃいませ、本日はどのようなお薬をお探しですか?」


「えーと探しているのは薬効のあるお茶だったりするのですが」


「どのような症状にお使いですか?」


「症状でいえば腹痛か解毒に使われるのではないかと思うのですが。

 熱湯を注ぐと色は緑色かもしくは赤いレンガのような色で、材料は葉もしくは葉を発酵させた物です」


「うーん、似たような薬草でしたらこちらのチャヌの木ですが赤い物はありませんね…」


「これは…粉?」


「ええ、この粉末と此方の根などを煮出して消化を助ける薬効がありますね。

 他にもけっこう使われていて毒消しの中にも煮出した成分が含まれて居ますよ」


「これの本来の葉の形状とかはわかりますか?」


「えーとこちらの本にのっています。

 山に自生している木から採取してますね。

 芽がでた葉を摘み熱加工と臼引きで処理されるそうです」


「この本って売ってたりしますか?」


「ええ、こちらは冒険者の方や森人にお願いする為に作ってる冊子です。

 簡単に採取できる時期や場所などを記述してありまして200リュートでセット販売になってますね。

 山岳、森林、平野、水源、の4シリーズでたくさん作られてます。

 こちらをお求めになりますか?」


「ええ、お願いします。

 あとはこの近辺で取れる所はありますか?」


「そうですね、こちらの葉は森人の里から購入した物ですからわかりかねますが、冒険者ギルドの方からも時折購入していますのでそちらで確認されると詳しい情報が手に入るかもしれません」


「あとこの粉末はおいくらぐらいでしょう」


「この粉末はそうですね100テトにつき120リュートです。

 今現在こちらの商品しかないのでお売りできるのは50テトとなります」


「では銅貨6枚です」


「ありがとうございます。

 ではまたのご利用をお待ちしております」


 茶葉は手に入らなかったが粉末状にしたものが手にはいった。

 100テトという単位はわからないがこれはあとでエイミーにでも聞こう。

 ギルドの近所にある料理屋で料理を食べて、その後でギルドへと入った。

 少し掲示板を覗いてからギルド内部にある談話スペースでエイミーを待つことにした。


「のう慶司よ…さっきの粉は美味いのか?」


「うーん美味しいかと言われると良く飲んでいたとしか言えないんだけど。

 これを発酵させてから紅茶にしたりすると美味しいとも言えるかなぁ」


「ふむ…料理の奥はふかいのぉ」


 エルが腰掛けて足をブラブラさせているのをみるともの凄く微笑ましい。

 慶司にしろエルにしろ冒険者というには少々軽装である。

 周りはほぼ皮鎧以上の装備だ。

 見た目中学生のエルも黒髪の慶司も目立つ、あれが冒険者かと言ったような嘲笑もチラホラと聞こえる。

 ただ銀髪の少女と黒髪の少年という珍しい組み合わせで声を掛けようとまでは思わないらしい。


「おまたせにゃ!」


「いや、そんなに待ってないよ」


「それじゃ早速依頼を受けるにゃ」


「そうそうエイミーこの粉の原料になってる木の依頼とかってあるかな?」


「その図鑑を買ったのにゃ。

 それは中々いい参考書になるにゃ。

 そのチャヌの木は山の中腹あたりまで行けば生えてるにゃ。

 けど、そんなに大量には生えてないにゃ」


「そうか、じゃあまた機会があったら手に入れたいな」


「今日は二人の最初の仕事だから基本的な薬草採取を片っ端からこなしていくにゃ。

 一度に受けれる依頼は一人2枚だから6枚取ってくるので待ってるにゃ」


 エイミーが持ってきた6枚の依頼書だが。

 まずヌガの花の採取、10本で300リュート。

 次にハギリ草、これは根まで全部採取することと書いてあって5本で250リュート10本まで買取してくれる。

 バンエ草は葉っぱのみを100枚で500リュート。

 アセンは花を採取と書いてあって20個で400リュート。

 ギネは葉っぱだけで30個900リュート。

 リュトルは根だけを採取とあって10個で500リュートと依頼数もあれば種類も豊富だ。


 こんなにも沢山終わるのかと聞くと意外と固まって自生してるので、移動時間さえ気にすればほぼ終わる計算になるらしい。

 それに比較的近場で済む物に限定したという。

 山の上や森の奥、離れた平原などにある物は対象外にしたのだ。

 変わった依頼だと香り木の採取などもあるが、狩猟スキルが必須になってくる森の奥にあるので受けないのがエイミーの仕事の選び方だという。慶司もその方針に賛成した。



「二人とも毒消しの装備はあるかにゃ?

 無かったらまずは雑貨屋で毒消しの魔術布を購入するにゃ」


「ふむ、もっておらんの」


「魔術布はもってないな、他に必要なのはある?」


「採取用の籠がいるにゃ。

 ヌガとアセンは薬品ギルドから指定の箱が支給されてるにゃ。

 それと採取用の鎌とスコップは欲しいにゃ」


 エイミーは全部もっているので、まず慶司が大きめの籠の代わりに布袋を買い、その場で籠用の補修財である竹を加工して折りたためるバケツのような入れ物を作って腰に下げた。

 慶司はナイフを使うのでエル用に例の魔術生成鎌とスコップを2個買った。

 鎌とスコップは一個50リュート、籠の代わりに作った布は二つで素材込みで100リュートですんだ。


 毒消しの魔術布と回復の魔術布も購入しておいた。

 先日買った傷薬と毒消しは服用の為の物で、一回しか使用できないのは同じだが同時使用が望ましいと言われた。

 解毒の魔術布の方は、水と土の魔術と布にしみこませた血清や解毒成分を使って、魔力で体内の毒を排出治療する仕組みだそうだ。

 そのため毒をもった生物の討伐依頼や買取も盛んである。

 回復の魔術布は治癒能力の付与と殺菌成分の塗布がされていた。


「これで用意も整ったにゃ。

 西の出口から出発して南周りで最後は東から帰ってくるにゃ。

 町の周辺だから獣が出てもドルドぐらいにゃ。

 心配しないで大丈夫にゃ」



 ◆◇◆



 まず西門を出て左方向へ歩いて畑を過ぎ林に入ると小川が流れていて、まずはそこで採取を始めた。

 ヌガとバンエ草が土手に群生しているので二人でそれぞれを採取、一人が見張りをする。まずはエルが見張り、エイミーとヌガを箱にいれたら、次はせっせとバンエ草の草をちぎっていく。バンエ草は繁殖力も強いので気にしないで採取して問題ない。


 採取の仕事の基本は他の誰かと場所がかぶってない事、一度に全てを採取しない事、採取した場所には木の枝を差して採取した事を示すことらしい。それと冒険者が採取する時は、町に近すぎる場所は採取しないようにするのも重要で、狩も害獣を除けば同じような約束事がある。


 慶司達は必要な分を取り終えると、更にに南に向かって歩を進めた。途中エイミーが見張りつつハギリ草を掘り返し草で括って袋に入れる。南の森付近まで来て湿地帯を迂回しながら次はアセンの花を採取する。今度は慶司が見張りにたった。


 次に向かった東門方面の途中に牧場があり、牧場主と交渉してミルクの粉末を100リュート分購入させて貰った。これが175テトあった。35テトで250テトの牛乳が出来るので、およそ5リットル分はあることになる。


 少しだけ山裾に近づいてギネを採取してるときだった。


「ドルドが近づいてるにゃ!牧場が近いにゃ…」


「逃げる訳にもいかないか…」


「ドルド如き我の魔法で一撃じゃ!」


「10匹もいるにゃちょっとまずいにゃ」


 慶司はエルに荷物を見てるように頼み太刀を構えた。これはエルの竜族魔法の加護で竜の叡智が与えられた方である。


「そのカタナに銘を与えねばならぬな!

 聖剣エルウィンとかどうじゃ?

 白銀竜星スターオブシルバードラゴンとか、

 星砕白銀シルバースタークラッシュとか、

 ちょっとそそるじゃろ?

 いややっぱりシルベルDリヒテンとか…」


「いや、うん、いらない」


「なんでじゃ!?」


「まあエルが銘をつけるのは別に構わないけど。

 俺、何々の一閃とか叫びながら切ったりしないよ?」


「どーしてじゃ!この世に一振りしかないんじゃぞ?」


「だって恥ずかしいだろ」


「ふたりとも良くわからないけど喋ってる場合じゃないにゃ」


「「問題ない!」」


「にゃ?」


 そんな会話をしてると前方の森から10匹のドルドが現れた。見た目は野犬だと思ってた例の獣。これなら確実に話にならない。

 打ち漏らす事も無いだろうが念には念をいれて竜族身体強化魔法を展開する。返り血を浴びたくないので一応風の魔法も展開させ一気に突入した。


 恐らくエイミーには怪しまれるなぁと覚悟を決めて一匹目の首を落とす。二匹目が此方に反応したところを左手でナイフを投げて頭蓋骨を貫いて始末する。三匹目に蹴りを放つ、4匹目に刀を振り下ろす時にエルの雷撃魔法が4匹程に命中したのを確認した。残る2匹が逃げ出すのを一匹はエルが風の魔法で仕留め反対方向へ逃げようとしてる一匹には慶司が石を投げつけて殺した。エルが感電させた4匹に止めを刺していく。


「一瞬だったにゃ? 二人とも強すぎにゃ?」


「うーん、まあ色々?」


「まぁ我じゃからな」


 説明になってない説明では納得も出来ないだろうという事だったが、竜聖母の使いである事で納得してもらった。

 目立つと面倒が増えそうだからということで口止めをお願いした。


 ドルドは倒すとギルドから報奨金が出るのでまず牙を取っていく。

 上顎の犬歯を2個とったら皮を剥ぐ、こちらも売ることが出来るのだ。肉は食べれないので穴を掘って処理するのだが、今回は牧場が近かったので牧場主に連絡して協力を頼んだ。すると血を抜いた後で肥料にするといって引き取ってくれた。



 ◆◇◆



 さっさと残りのギネとリュトルを集め終わるとギルドへと報告に向かった。

 一応門番にドルドが群れで出た事と退治は完了している事を伝えてから慶司達は都市の内部へと入った。


 皮の加工店に立ち寄ると、電撃で傷ついたドルドの皮は200リュート、無傷の物で450リュートで引き取ってくれた。


 ギルドで各種の採取品を確認しながら完了の確認をとり3100リュートを受け取る。次に討伐証としてドルドの歯を20個渡すとカウンターのお姉さんが驚いていた。まあ銅1の人間2人と猫又族といえ採取専門のエイミーのパーティーで登録してたからなお更だろう。報奨金3000リュートを受け取り、カウンターで討伐の場所などを伝えてアドニスの店に帰る事にした。一人当たり3200リュートを分配しようとするとエイミーが遠慮した。


「私ドルド退治の役にたってないから受け取れないにゃ」


「いや発見してくれたのはエイミーだし、

 採取も含めて今日のパーティーなんだ。

 だからこれはきちんと割り振らないと駄目だよ?

 処理だって俺たち全員でやったから素早く出来たんだ」


「そうじゃ、まあせっかくのお金がはいったのじゃ。

 今宵は一緒にお祝いしようぞ」


「そうかにゃ?

 じゃあお店にもどったらご馳走がいるにゃ。

 マスターに美味しいご飯を用意してもらうにゃ」



 ◆◇◆



 初のパーティー記念という事で、アドニスさんに3人分の食事を頼み、序に粉ミルクを使って調理させてもらう。

 蜂蜜を分けてもらい砂糖と水を加えて加熱しカラメルを作る、こげ色がついたら容器に移しておく。少し濃く作った牛乳に砂糖を入れてゆっくりと溶かして冷ましておき、卵を泡立てないようにかき混ぜ、冷えた牛乳をすこしづつ加えてカラメルに入った器に入れて蓋をして、お鍋にお湯を沸かして蒸す。蒸気がでてくるまで加熱したら後は蒸気が消えるか消えないかでじっくりと暖めて10分。あとは取り出して冷蔵の魔術箱に放り込み出来上がり。


 このデザートを最後に出してもらうようにアドニスに頼み、ご飯をみんなで食べる。ちなみに、お酒はあとが怖いので一杯のみにしてもらったのは言うまでもない。


「それじゃ乾杯にゃ!」


「パーティーの成功を祝って」


「乾杯じゃ!」


「やっぱりロックハイドフィッシュは美味しいにゃ!」


「このキョッキョ鳥のお刺身も焼き鳥も美味しいですね」


「ブリーノのステーキもうまいぞ!」


「まあ今日はお祝いだって言うからな。

 明日用に仕込もうかと思ってた肉を奮発したんだぞ。

 キョッキョ鳥とブリーノのステーキだ。

 贅沢品だがお祝いっていやぁこれぐらいせんといかんからな」


 宴も盛り上がって最後にプリンを出してもらう


「これがさっき用意してたやつにゃ?」


「デザートじゃ!」


「にゃ~幸せにゃ!」


「うまし!」


「見てる分にはそう難しそうじゃなかったが…

 うむ、これだけで商売できるぜ?」


「本格的に作ればいいんでしょうけど。

 材料に牛乳や卵に砂糖ですからね…」


「うーん若干コストと供給に不安があるのか…」


「まあレシピはお渡しするのでお祝い事にでも使ってください」


「明日は午前中なにしてるにゃ?」


「午前は予定がまったく無いからね、

 ちょっとナイフ代わりに投擲する武器も欲しいし…

 武器屋でも見て回ろうかな、その後は投擲の訓練しないと」


「冒険者ギルドの裏側に修練所があるにゃ。

 もし目立つのが嫌ならここの裏を借りるのが一番にゃ」


「まあ、問題ないだろうし使ってくれてかまわねえよ」


「じゃあ明日はエイミーの仕事終わりまでここに居て、

 それから一緒に採取に行こう」


 食後の口直しにと最後に粉茶で薄めの緑茶を作って、布で濾して出したら全員がびっくりしてた。


 エルに風呂を先に使わせてベットに潜り込みグッスリと眠ることが出来た、なんだか二人で寝るのが当たり前のようだ…


2014/09/03加筆修正

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