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結婚騒動!出発と第二の出発?爺やとの決戦

「寂しくなるにゃ…」

 

 弓を完成させてからというもの、慶司達は毎日のように狩に出掛け、その日に出される依頼を片付けていった。ちょっと多めに取ったときはマリアにもおすそ分けをしたり、グルテンさんやB&Mへ届けながらも楽しい日々を過ごしていた。変異魔素やエルの問題などがなければずっとここにいたかも知れない。グルテンに依頼したペンダントが出来上がり出立の日になったのだ、ペンダントはマーガレットも手伝ってくれたらしい。

 

「これからアルザスへ向かって、

 その後竜聖母様の所へ行って暇を見つけたらまた来るよ」


「うむ、我らは行かねばならぬ…

 ちと急ぎの旅故一緒に行けぬのは残念じゃがまた会おうぞ」


「はぁ、残念ですけど仕方ありませんね…

 また冒険者を村に依頼しなくては…

 はぁ…

 一体何人雇えば慶司さん達の代わりになるか」


「大丈夫ですよマリアさん、

 俺が引き受けてたのはエイミーで可能なレベルの依頼のみです」


「いえ、討伐の成功率が…

 でも前向きに頑張ります!」


「また武器が必要になったら来るがいい」


「釣り道具も開発しておくからな!」


「いつでも泊まりに来いよ」


「ホントは一緒に行きたいけどここで修行をしてるにゃ!」


「「では、また(の)」」

 

 皆が南門の外まで見送りに来てくれた。別れは寂しいがまた来る機会は幾らでも在るのだ。

 ドレスムントで冒険者として登録し武器を手に入れ稼ぐ手段も覚えた。また来ようと慶司は心の中で呟いた。



 ◆◇◆



 森の中に入りある程度過ぎたところで飛翔の魔術を発動させる。慶司とエルはまず霊峰アルザスへ赴くべく進路を南東へと向けた。


「冒険者をするのも楽しいもんじゃなぁ」


「目的を達成したらだけど、

 その後は冒険者として旅をするのもいいかもしれないな」


「うむ、我がアルザスを離れても問題のない様にして、

 聖地へ赴いた後には、そのような生活を送ってみたいのじゃ」


「それじゃあ、また戻ってこようか、

 エイミーもつれて3人で歩きながらの旅をするのも悪くないね」


「それは名案じゃの!

 慶司のご飯が食べれて、

 エイミーともお喋りができるというのは良い考えじゃ、

 

 それはそうと慶司よ、

 お主コートのまま飛翔の術を発動させておるが、

 このコートは変形するんじゃぞ?」


「え?」


「前面に風の障壁を作れるようになって、速度も上がっておるが、

 もっとスピードを出すのに便利なように翼に変形できるのじゃ。

 このままでも早いが竜の翼へ変形させたらいいのじゃ。

 何せ普通の魔術道具と違い我が肉体を付与しておるからの!

 ちなみに我の輝かしき翼の形を再現するからカッコいいぞ」


「もしかして太刀のほうも?」


「いや、太刀に付与したのは頭部じゃったしな、

 あれは竜族魔法の知識供与と増幅器になってるだけじゃ、

 お主が身体強化につかっている【竜撃】があるじゃろ、

 あれの3倍ぐらいからは魔力操作が難しくなるからの。

 お主の肉体なら10倍でも耐えれるじゃろう、

 まあ、その際に補助にはなるな、

 後は咆哮を打ち出す他に各種ブレスにも使えるぞ」


「十二分だろう…まあいいや、

 急ぎの用件には違いない、うん、なるほど…」


 バッサァァ!と大きく広がる翼、魔術の発動名称を【竜翼(りゅうよく)】と名づけた。魔術障壁と魔術補助装置の展開を兼ねているこの翼は非常に便利な魔術といえる。


「ああ、見た目がまた派手に…」


「どうせじゃったら

銀翼の翼(シルバーウィング)】とか、

白銀竜化(シルバードラゴナイズ)】とか、

 それなりの魔術名称のほうが気合が入ると思うのじゃが」

 


【竜翼】で飛び始めるとフェリエスより早く飛ぶ事が可能になった。


「エル、どうせ魔法が使えるんだから、

 瞬間移動とか出来ないの?」


「瞬間移動、なんじゃそれ?」


「例えば、霊峰アルザスに行きたければ、

 行った経験のある人間ならそこに一瞬で到着するとか。

 そんな便利な魔法とかないのかなと思って」


「あーありえんな、まず無理じゃ。

 考えてもみよ、魔法にせよ魔術にせよ見える範囲ならまだしも、

 見えぬ範囲に魔力を飛ばすことが出来るわけがない。


 この世界で空間を飛び越える存在がいるとすれば精霊じゃが、

 あやつらはこの世界と重なった世界におるとは聞くがな、

 その移動には途轍もない魔素を消費するらしいからの。


 所謂、神とでもいう存在にしか不可能じゃな」


「ああ、そう言えばこの世界ってそうなんだよな。

 ファンタジーなのに夢があるのかないのか」


「でも【竜撃】が使えたりするから十分じゃろ。

 今現在でも人として、お主は相当無茶苦茶な存在じゃぞ」


「まあ、【竜撃】は解らなくももないんだよね。

 火事場の馬鹿力ってのを生体魔法と電流で生み出してる訳で、

 まあ常時使えるのは反則か、

 これの雷魔法の方法を人に教えても使えないよね?」


「どうじゃろうな、恐らく筋肉が負荷に耐えられじゃろ、

 虎紋族ぐらいならわからんが…

 下手をすれば死ぬような実験になるじゃろう」


 あ、うん…スタンガンで自爆は嫌だな。


「さてそろそろアルザスじゃ、

 フッフッフ、楽しみじゃの。

 門番の担当めこの速度で突っ込んでくるとは思っていまい。

 慶司よいざ突入じゃ」


「え、いいの?」


「そりゃこの土地の支配者は我じゃからの!」


「まあそりゃそうだろうけど、ほら、なんか叫んでるよ?」


「到着じゃ!」


「あー必死で追っかけてきてる…」


「皆の者! 我帰還せり!」

 

 ワイワイガヤガヤとものすごい勢いで前方から威厳のある竜が迫ってくるんだが、あ、変身してくれるのか…

 

「姫様!

 ご無事でしたか、このブリガン…

 姫様に万が一の事があれば死んでも死に切れませんぞ」


「ぁーぅー、うむホレこの通り元気じゃ!」


「それにしても聖地からの使いがきて、

 一時的に姫様が滞在する必要があり、

 暫くこちらの統治代行を選ぶようにと言われた時はもう…」


「爺、いい加減、姫と呼ぶのは止めよと…

 もう先代がなくなって3500年ぞ?

 まあ、なんにせよしばしこの地を離れる事になっての」


「そんな、いけませんぞ。

 この霊峰アルザスを統べるのはエルウィン様だけですぞ!

 ところでそちらの御仁は?」


「フッフッフ、聞いて驚け

 我のぱーとなーの慶司じゃ!」


「ンッナ! ナンデスト!」


「えーと渡良瀬慶司といいます、初めまして」


「チョットまてい!

 どこの馬の骨かわからぬモノに姫様は渡せぬ!

 小僧勝負じゃ!」


「え?」


「フッフッフ、やめておくのじゃブリガンよ、

 年寄りの冷や水とは言わんがな、

 こやつは我が知る者の中で最強の男じゃぞ」


「ハッ!? まさかエルザスを代行者に任せる、

 聖地に滞在する…もしや既に!

 クッ事後確認であろうとも、

 先代様からの遺言通り、

 姫様を連れて行くというならば、

 まずは、このブリガンを倒してからにしてもらうぞ!

 さあ竜へと姿を戻すがよい」


「爺よ、何を言っとる、

 慶司は人間じゃぞ?

 まあ怪しいところではあるがの」


「ぬうううううきっさまあああ!

 我が咆哮で跡形もなく吹き飛ぶが良い!」


「ちょっとまて爺さん!」


「ふむ、慶司よ軽くいなせばよい、

 ただ我より少し長生きじゃからの、

 この前戦った門番のように弱くないぞ?」

 

 たぶん爺さんは勘違いしてるしなぁ…うーん、咆哮を放ったら周囲に害があるからな、しょうがない止めよう。

 そう心に決めれば対応は一つしかない。

 

「【竜撃ノ参(りゅうげきのさん)】」


 ドン!ズササササササ


「ブッふんぬぅ!

 こんなものか小僧効かぬ!

 効かぬのじゃ!グホッ、

 竜族の肉体強化は最強!

 人間如きに貫かせぬわ!」


「いやあきらかにダメージあったよね?」


「姫様をォォォ!

 人族如きにぃぃぃ!

 嫁にだせるかぁぁぁ!

 乾坤一擲(けんこんいってき)!」


「爺よ、使い方間違えておるぞ?」


「【竜撃ノ伍(りゅうげきのご)】【竜翼(りゅうよく)】展開、

飛翔(ひしょう)】からの【流水(りゅうすい)】で先端蹴り」


「グッハァッ!」


「嫁か!

 それも悪くないのぉ!

 ニュフフッ!」


「グホォォォ」


「おい、説明しないと爺さん気力をドンドン剥ぎ取られてるぞ」


「姫様…」


「まあしばし休め、後ほど説明してやる故な、

 ちゃんと聞くのじゃぞ?

 では慶司我が寝室へ向かうぞ」


「え? 部屋あるの」


「そりゃ部屋ぐらいはある、

 じゃがそうか人間用のベットがなかったの…

 おいそこの門番、、

 客間にある人族サイズのベットを我の部屋に運ぶのじゃ」

 


 ◆◇◆



 ええ、一応アルザスの支配者と聞いてはいたけど何この宮殿部屋にプールがっていうかこれって部屋?

 謁見の間とかじゃないのかと思うような部屋だぞ、竜のサイズからしてもでかすぎだろ。

 

「母上は綺麗好きだったからの、毎日水浴びしてたのじゃ」


「広いな…」


「まぁ我はテントのほうが好きじゃがな。

 もともと外で寝るほうが好きだったのじゃ、

 こんな何もないところで時を過ごすのなぞ退屈じゃぞ。

 10年も過ごしてれば飽きてしまう」


「お話中に失礼します、

 エルウィン様こちらにベットを置けば宜しいでしょうか?」


「うむ、そこの台座の上に頼む」


「は!」


「それと爺を呼んでくれ、

 そうそうちゃんと人族の姿で来いと伝えよ」


「了解いたしました」

 

 せっかくの話し合いである、場を和ますにはと、まずお茶と、お茶請けを荷物から出して用意する。

 

「さて、爺よそちら側へ座るがよい」


「では失礼して」


「ふむ、慶司よ、このお茶というのはやはりいい習慣じゃの、

 飲むだけで何とも心が落ち着くのじゃ」


「それはよかった」


「で、姫様、結局のどういうことなのでしょうか?」


「まあ爺よ慌てるな、そうじゃのお、

 まずこれは皆にも伏せておいたほうが良い内容じゃ。

 しかし代行を頼む爺には聞いておいて貰わねばなるまいな」


「はぁ、まあ私が代行をする事は構いません。

 今までも姫様が喧嘩に出掛けたり、

 武者修行に出掛けたりと、

 幾度も代行期間はありましたので問題はありませんが」


「うむ、まあ此度は武者修行ではないのじゃ。

 そうじゃな言うならば、嫁入り修行みたいなもんじゃ」


「姫様?」


「エル?」


「きっさまああ、エルなどと」


「まあまて、今のは冗談みたいなもんじゃ、

 実はな、

 我は竜体を失った」


「は?」


「じゃから、竜体を失ったのじゃよ」


「なんと!」


「で、その竜体はそこの慶司に授けた」


「!!!」


「まあ、驚いてばかりいないで聞け、

 元々我が異変の対応にでかけたじゃろ?

 そこで見つけたのは変異魔素に侵されたワイバーンじゃった、

 こやつがワイバーンとも思えぬ強さでな、

 倒すには倒したんじゃが少し傷がついての、

 その傷口から変異魔素が入り込んでしまったのじゃ。

 我は肉体を乗っ取られ暴れ回る一歩手前じゃった。

 森を破壊して突き進んでおった時に、出逢ったのが慶司じゃ。

 慶司が助ける方法は無いのか?

 そう聞いてくれてな、

 竜玉まではまだ侵食されておらなんだから一縷の望みをかけた。

 そして慶司が我を倒してくれたのじゃ。

 その後に竜玉を竜聖母様へ届けての、

 竜体の復活をお願いする事になったのじゃ」


「ぬううううう、なんと竜体を…」


「まあ、そんな訳での、

 慶司には助けてもらった礼として、

 我の肉体を使い加護を授けた訳じゃ。

 その後で聖地に向かう際に竜玉じゃと不便じゃったからの、

 慶司から魔力を分けてもらってこの体を手に入れた訳じゃ」


「既に血の契約を!?」

「まあ、血の契約には違いないが、

 竜体で契約したわけじゃないからのお」


「血の契約ってなんですか?」


「「結婚じゃ」」


「え?」


「竜族が子を成すのには互いの血を必要とするのじゃ、

 それを竜聖母様が認めて下さると新たな子が生まれる訳じゃが、

 ここが竜族の不思議なところじゃろうなあ、

 親がおっても竜聖母様が子をなすのじゃ、

 じゃから竜聖母様は全ての竜族の母でおられる」


「じゃあ竜聖母さんが認めてたら結婚?」


「ふむ、まあそうなるのじゃが、

 お伺いしたときには別になにも言われておらなんだからな」


「大丈夫なのかなあ」


「なんじゃ我では不服か?」


「何の不満があるというのだこの無礼者が!

 お、お嬢様と結婚できるなど光栄の極みではないかっ。

 竜族であれば誰もが羨み願っても叶わぬことなのだぞ!」


「いや不服とかじゃなくて、不満もないけど、

 このペンダント届けるんだしその時に聞けばいいか…」


「四国一の花嫁を貰えるというのにその態度…

 ぬぅこやつ只者ではないのか?」


「爺よ、先程負けたじゃろ?」


「た…確かに」


「まあ仮に慶司と結婚という事になっても問題ないじゃろ、

 先代からの遺言は叶えた事になるから気にするな!」


「…ウヌヌヌヌゥ、

 まあよいでしょう、

 それで何時頃まで代行をすれば姫様は戻られます?」


「慶司どれくらいじゃと言っておった?」


「えーと確か竜聖母さんが言ってたのって、

 直接は魔力を与えられないから10年だったっけ?」


「それぐらいじゃったかな」


「なんと…

 肉体構成にそんなに…」


「確か誕生を待つ子がいるから無理だとか言っていた気がする」

 

 そのわりに酒を飲むはウロウロしすぎてた気もするんだけどまあ、そこは竜だもんなと納得してしまう所は暢気な慶司らしい感想であった。


「わかりました、では不肖このブリガン、

 姫様が戻られるまでアルザスをお守り致します故ご安心を…」


「うむ、頼む、

 何かあれば聖地とは連絡がつくようしておくからの、

 それとこれは爺への土産じゃ、

 この茶というのは慶司の国ではよく飲まれていたそうでな、

 体にもよいが心も軽くなる飲み物じゃ」


「姫様…」


「爺には昔から苦労をかけてばかりじゃったからな」


「くうぅ、うぉぉぉ。

 もはやこのブリガン思い残す事はありません」


「まだまだ苦労をかけるのじゃ、

 故長生きしてもらわんと我が困るわ!」


「明日には出発だけど、

 良かったらブリガンさんも夕食をご一緒に如何ですか?」


「慶司のご飯は美味いぞ!

 一緒に食べるのじゃ」


「はぁ、ではせっかくですので」


「うむ、後ほど呼ぶ故な」

 

 なにやら結婚やらなんだと大変なことになりかねなかったのだが、とりあえずブリガンに代行も頼めたので用件は済んだといえよう。


問題は料理だった、一応キッチンみたいな物はあったのだが、やはり竜族の本拠地でありまともな器が無いのである。これは本気で竜族の大問題だろうと思いつつ食器の作成から行う慶司だった。


料理をしている間にエルは片付けをしてくると言って出て行った。

 


 ◆◇◆



「なあ、爺よ…」


「は、何でしょうか」


「我が慶司と結ばれるのに反対か?」


「いえ、あ奴め、我を傷つけずに倒しおりました。

 並大抵の物には出来ぬ古今無双の(つわもの)でしょう、

 惜しむらくは人族ということ…

 いざとなれば我が竜体をもって寿命を授けましょう」


「その必要は無いが、認めてくれるか」


「はい、それが姫様の為になると、

 このブリガン慶司殿と話し理解してございます」


「爺に認めてもらえるのが一番嬉しいのぉ」


「姫様…では聖地に赴かれた時には是非竜聖母様とご相談の上…」

 

 などという密談が成されているなど露知らず。


 慶司はまず白っぽい石を探す、ゴマのような模様の入った岩をまず強力な水の魔法で切り出し厚みを5mm程度の板を作っていく。角を削って3枚用意した。次に板よりも少し大きめに木を切断して台を用意する。

 山を降りて竹の器も用意し、そこでホルホル鳥を一匹仕留めて血抜きの処理をし、塩と酢を揉み込んで下ごしらえをしておく。

 玉ねぎ、油、塩、胡椒、卵を混ぜてマヨネーズソースを作る。ドレスムントで貰った野菜にジャガイモがあったので潰してマヨネーズソースと混ぜてポテトサラダを作る。

 他の野菜は一口サイズに切って茹でておく、お米を炊いて、スープはホルホル鳥の骨で出汁を取り、塩と胡椒で味付けをする。土の魔法でできた釜に火をつけて釜が温まった後、残った火を隅においてそこにホルホル鳥を切って並べた石板を入れて焼く。30分ほどしたら取り出して、切って火が通っているかを確認し、茹でた野菜を石板に載せてから木の板を敷いて完成である。デザートにはプリンを用意した。

 

「うまし!」


「ぬう」

 

 今日もエルの幸せな笑顔が見れて満足する慶司であった。

2014/09/04加筆修正

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