きみにしか聴こえない声

登場人物

[登場人物]

主人公・・・矢野（やの）　恵（めぐみ）。　　高校１年、軽音楽部。

　　　　　　小さい時から霊が見えて、中学生の時に霊と喋れるようになった。

　　　　　　ずっと見えていたこともあって、全く霊に恐怖心がない。

　　　　　　最近ではよく、霊たちの相談相手にもなっている。

　　　　　　だんだん亮に惹かれていく・・・。

横川（よこかわ）　亮（りょう）・・・生きていれば高校１年。　

　　　　　　弁護士になる夢を抱いて高校の試験を受けた後、交通事故により亡くなった。

　　　　　　しかし、人間の姿になり再びこの世にいる。

　　　　　　霊たちの相談相手になって奮闘する恵に協力してあげる。

　　　　　　成仏できないのは、この世に何らかのやり残したことや未練があるかも・・・。

恵の母・・・交通事故で植物状態になってしまった。

　　　　　　それから、霊の世界と人間の世界を行き来するようになる。

　　　　　　恵が亮に惹かれているのを知り、２人を付き合わせようとする。

恵の父・・・大学病院で働くドクター。

　　　　　　恵のことが心配でしょうがない。

　　　　　　亮のことを信頼しきっている。

恵の弟・・・中学生で、野球部に入っている。

　　　　　　恵や家族には弱い所を見せたがらない。

　　　　　　亮をお兄さんのように慕っている為、亮にだけは弱い所を見せる。

亮の家族・・・亮が小さい時に借金が返せなくなり、一家心中を試みるが助け出された。

　　　　　　それから何度も心中をしようとする。

　　　　　　しかし、亮が交通事故で死んでしまったことから、亮の分まで生きると誓った。

亮の友達・・・いつでもクールで何事にも冷静で亮と正反対の性格だが、なぜか親友。

　　　　　　亮としか話したことがなく、他に友達もいない。

　　　　　　亮が死んだと聞いたが、目の前にその亮がいて混乱するが、次第にまた親友に。　

霊たち・・・霊感がある人に見える人もいるが、喋ることが出来るのは恵だけ。

　　　　　　喋ることが出来る人間は滅多にいないので、たくさんの霊たちが話しかける。

　　　　　　恵に相談に乗ってもらった霊たちは、亮の計らいにより悪者たちから守るようになる。