プロローグ
あなたは、この世界で、一番大切な人はいるだろうか…
あなたにとって、一番必要な、大好きな人が…
大切と大好きは一緒?
そんな細かいこと、考えたこともないよ…だってめんどくさいもん……
私にも、大切な人はいる。でも、最近できたんだ…
今までは、クラスの中でちょっと目立ってて、顔立ちも成績もルックスも
悪くない…クラスのしょうもない男子の中でも、一番人気があって、
かっこいいと言われていた。かくい私も、好き、とまではいかないが、それなりに
気になっていた。
…私が小学校の時は、私のクラスは人数が少なく、1クラスしかなくて、6年間…
いや、幼稚園の時からみんないっしょだった。でも彼とは、保育園のときから
一緒だった。いわゆる幼なじみとかいうやつだ。
そして中学は、私のクラスの人は、みんな同じ学校にいく。公立だけどね…
そして彼とは、1年生、2年生と、また同じクラスだった。
そして3年生になる前、彼は親の仕事の都合で転校してしまった。
少し、頭の中でとまどったが、みんなと同じように、送り出した。
「向こうでもがんばってね」と………
これでよかったのだ…ふつうに送り出すことができて…何もみんなと
かわった送り方をしなくてもいい。目立つようなこともしなくていい。
私は自分にそう言い聞かせて、無事中学を卒業し、無事高校受験に受かり、
無事に高校生活をエンジョイしていたのだ。だが、そのふつうの毎日が、
狂い始めた。
高校生2年生になったばかりの春。
その彼が転校してきたのだ。
そして、その彼とまた同じクラスになり、さらに私を狂わすような大事件がおこった。
その事件をきっかけに、彼に対する私の見方が変わったのだった。
こんにちは、美陽です!
温かく見守ってくださると、うれしいです。




