第3話 合コン
ずっと、あなただけ信じてたのに
あなたは、私を裏切った。
あの時のせいで、私は心におおきな傷がついたんだよ?
悪いと思うなら私のところに戻ってきてよ・・・。
「ただいま。」
私が帰ってきても、誰もいないのはわかっていた。
でも、つい声が出ちゃう。
(今日は、だいたい8時半には帰ってこようかな。)
そう思いながら、服を選ぶ。この時、いつも思うのは゛私って生きてる意味あるのかなぁ゛だった。
だって、いつもこうゆう時には呼ばれて、あんな出来事があったのにまだ、大切にしてくれる人を探してる。
今思えば、男が絶えた時期がないかも・・・。でも、都合のいいときに呼び出してお金を貸してくれとかだった。
それか、2マタされてたり。なんで、私って男をちゃんと選べないんだろう。なんか、来るもの拒まずだったように思う。
それで、あんなことがあったのに・・・・。
私は、高校生が着ないようなすごい色気のある服を着て、玄関のドアに鍵を閉める。
(私は、また男で幸せになって、また心に傷がつく。)
イケナイと思っていても、体が勝手にうごく。まだ、16なのに・・・・。
アイカが待っている場所に急いだ。
「アイカ。ごめん遅くなって。」
すると、男の子4人組みがニヤニヤしながら、こっちを見てくる。
「ほら、そんな服着るから・・・。」
アイカは、ニコニコしている。
「ねぇ、君なんてゆうの??」
一人の男が私に話し掛けてくる。
(私、この人苦手・・・。)
「心っていいます。」
「へぇ〜可愛いね。みんなから言われない??なんか、可愛いとゆうより美人だね。」
「あぁ、そうですか。ありがとうございます。」
と素っ気無い言葉をかえす。
相手がつまらないと思うかと思ったら、逆にしつこくなった。
また、たぶん男に慣れてる女って思ったんだとおもうけど・・・。
何回行っても、好きって思える人が見つからない。話が合う人もいないし・・・。
いつも、それを楽しむアイカたちの気がしれない。
だって、知らない人と話して、もしかっこいいひとだったらベット行き・・・。
そんなの『愛』じゃない。心から思える人が現れるまで私は探し続けるとおもうけど。
わたし、もう16だよ?家族の愛も知らないから、早く心から愛せるひとがほしいよ・・・。
すると、携帯の時計をみる。
もう、9時だった。
(やばい。8時半には帰るつもりだったのに・・・。)
「アイカ、ごめん。私、今日はかえるね。」
と上着を持ち、立ち上がろうとした。
「え〜!もしかして、彼氏に呼び出された??」
と一人の男が言うと、次々に言ってくる。
(もう、うるさいなぁ。)
「ちがいます。」
と私は言った。
すると、少し酔ったアイカが余計なことを言った。
「え〜ぇ!!嘘だぁ!!だって心、男絶えたことネイじゃん!!」
(アイカも余計なこと言うなよ!)
「もう、帰るから・・・。」
そそくさに私は、帰った。
でも、その時嫌な予感はしていた。でも、その予感があたるとは夢にも思ってなかった。
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