第27話 ちょっとした不安
ー生徒会室ー
「ねェ、いいの?ここ・・・生徒会室だよ?」
心は恐る恐る入る。
「大丈夫だよ!!だって今の時間、俺達しかいないから。」
ショウはそう言って、書類をあさっていた。
(え?てことは・・・・2人きっり??)
心はちょっと期待していた。
でも、ショウはなかなか近づいてこない。
「どうした?俺の顔になんか・・・・ついてる?」
ショウはボケっとした心を見て、ちょっと笑う。
「え??う、ううん。ごめん・・・ぼぅっとしてた。」
心は、顔が赤くなる。
「ふぅーん。」
と言って、また書類に目を落とした。
(だって・・・ショウがめがねかけてるの見たの初めてだったし。。。)
心は、少しため息をついた。
「ごめん。ココ、つまんないよね。」
ショウは、心のため息がきこえたのか、心配してきた。
「いや!!そういう訳じゃないよ!!」
と心は我にかえった。
「今日はいいや。もう帰ろう?」
と少し微笑んで、心の手をつないだ。
「・・・・ぅん。」
心は、恥ずかしかった。
なんでこんなにショウは私より大人なの?
私・・・情けない。。。普通は、年上の女なら気をつかわなきゃいけないのに・・・。
どうしたら・・・。
「ねえ。」
心は下を向きながらボソっと言った。
「ん?何?」
ショウは、笑顔だ。
「あの・・・さぁ。」
心は言う寸前でショウが止まった。
心は、前を見ると恋人がDキスをしていた。
「・・・あ。」
心は、顔があかくなる。
(初めてだしィ。こんなまじかで人のキス見るの。)
「・・・行こう。」
ショウがつないでいた手を離した。
「!」
「ああゆうのって困るんだよね。特に学校だと。」
ショウがあきれた顔をしている。
(あのこと言わなくて良かった。”キスして”なんて言ってたらあきられてかも。)
心は、少し安心した。
「ショウは・・・・ああゆうの苦手なの?]
と聞いてみた。
「・・・うーん。まぁ、苦手・・・なのかな。」
「そ、そうなんだ。」
心は少しがっかりした。
帰り道はなぜか会話が見つからなかった。
ちょっとショウとやっていけるか心配になってきた。