第26話 ショウの気持ち3
゛ピピピピ ピピピピ゛
目覚ましがまだ、眠そうな心を起こす。
心は、ぐちゃぐちゃな髪をとかしてアイロンでまっすぐにした。
朝食もあまり食べないで制服の準備をした。
心は、昨日から気になっていたことがあった。
真紀ちゃんのこと。
心が、真紀ちゃんの部屋をこっそり開けると真紀はベットでぐったりしていた。
「・・・真紀ちゃん。。。」
心は心配ででしょうがなかった。心は、シスコンっぽいところもあったためにすごい心配して
いた。
真紀は心の4歳年上で21歳だった。恋より仕事が大事だった真紀の仕事はエステシャンの
社長だった。
でも、そんな真紀ちゃんがあれだけ母や父を嫌ってこの家を出て行ったのになんで戻って
きたのかがわからない。
聞きたいけど、聞いちゃいけないような気がした。
「真紀ちゃん、行ってくるね。」
と小声で言ってから玄関を開けると、そこには心の大好きなショウがいた。
「・・・おはよぅ。ココちゃん!!」
ショウの笑顔は輝いていた。
「待ってたの??」
「うん。だって、昨日アキちゃんに登校、なんで一緒にいってやらないの??って言われて
俺言った覚えがなくて。。。俺、そんなもったいない事しないよ?ニセショウはひどい
こと言ったかもしんないけど、俺は言わない。一緒に行こう??」
と手を差し伸べてくれた。
「・・・うん。」
心はうなずいた。
「ねえ、誰だと思う??」
とショウがいきなり唐突にきいてきた。
「え?」
「だから、ニセショウ。俺に相当、似ていないと心が間違うはずないし・・・。」
「うん、そうだよね。声もすごいそっくりだったぁ。」
「そいつ見つけたらいっぱいこらしめなきゃなぁ。」
ショウは笑顔で言う。
「なんで?」
心は首をかしげる。
「だって、俺のココを泣かせるようなこといったんだろ??」
ショウは、心の頭に手をポンっと置いた。
心は、ショウの気持ちを信じた。