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第17話  春

ー春ー


私は、まだみんなの前では笑ったことはないけどいつかって思ってる。


あの海に行って以来、ショウとは会えなかった。


ショウは受験生だったから・・・。


だから、少しさみしいとかも思ってたり。


「ココ〜!!早く〜!!入学式始まるよ!!」


アキもなんかわからないけどはしゃいでる。


「なんでそんなに喜んでるの?」


「だって〜かわいい男の子が来ると思うとね!!」


(また、あきれる・・・。)


「どうしたの?彼氏は・・・。」


とあきれた感じで言った。


すると、アキは少し悲しそうに言う。


「あの時、私別れたの。」


(え?別れた??)


「え?だってラブラブじゃなかったの?」


「浮気・・・されてて。」


(はあ???)


「じゃあ、あの人はアキの王子様じゃなかったんだよ。でも、アキには王子様ちゃんと


 いるよ。だから、来るまで私がアキのこと守ってあげる。。。」


(自分で言うのも恥ずかしい・・・。)


「ココ〜〜!!」


アキは、私に抱きついてきた。


本当にアキは私の大切な友達だから、ほっとけないんだよね。


2人は、体育館に行った。


そこには、たくさんの1年生と偉い先生がたくさんいた。


生意気そうな子や落ち着きのある可愛い子とか。


「あ〜ぁ。。。めんどい。」


心はあくびをする。


「もう〜ココ!!私の王子様探してよ。」


「はいはい。」


(本当に世話のかかる子だ。)


(う〜ん・・・・あの子はなんとなくカッコイイけど、チャラチャラしすぎ。


 でも、隣の子は頭良さすぎて逆につりあわない。あ!!あの子いいじゃん。


 でも、彼女持ちって感じ・・・・。)


心は、自分なりに自己分析を始めた。


すると、校長先生が前に立ちなんか言ってたけどぜんぜん聞いてなかった。


ショウのこと思い出すと、もう止まらない。


(ショウ・・・ちゃんと高校決まったかな?心配だなぁ。


 とゆうか、彼女には普通高校ぐらい教えろよ!!もう!!しかもメールぐらい送っても


 いいじゃん。)


と考えがどんどん浮かんでくる。


「え〜1年代表、菅野翔かんのしょう


「はい。」


一人の男の子がステージに上がる。


(え?ショウ?なわけないか。。。)


と思い、目を下に戻すと女の子が騒ぎ出した。


「うそーあんな子が学年1位?そうには、みえないけど可愛い!!」


「なんか、モデルとかしてそう!!」


女の子の黄色い歓声が聞こえた。


(どんなやつだよ。。。)


また、あきれてながら前をみた。


心は驚いた。


・・・・ショウ?

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