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第28章 エピローグ


魔王城は、

崩れ落ちた。


黒い石が、

砂となる。


空が、

少しずつ

青さを取り戻す。


俺は、

瓦礫の上に立つ。


剣を、

地面に突き立てる。


静かだ。


戦いの音が、

もうない。



王都。


鐘が、

鳴る。


何度も。


魔王討伐の、

合図。


人々が、

泣く。


笑う。


抱き合う。



城のバルコニー。


王が、

頭を下げる。


「勇者ルート」


「世界を、

 救ってくれた」


俺は、

首を振る。


「俺は、

 一人じゃありません」


影だった日々。


支えてくれた人。


全部が、

あったから。



屋上。


カインと、

並ぶ。


「終わったな」


「はい」


「これから、

 どうする」


俺は、

少し考える。


「旅をします」


「助けを

 求める人が

 いる限り」


カインは、

笑う。


「立派な勇者だ」



夜空を、

見上げる。


星が、

輝いている。


俺は、

思う。


最底辺冒険者だった。


影武者だった。


それでも、

進んだ。


だから、

ここにいる。


俺は、

勇者ルート。


そして。


これからも、

歩き続ける。


ー完ー



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