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第23章 新たな旅立ち


王都は、

祭りのようだった。


通りには、

人が溢れる。


旗が、

はためく。


「勇者ルート!」


「万歳!」


声が、

何度も響く。


俺は、

人混みから離れ、

城の上階に立つ。


騒がしさよりも、

静けさが欲しかった。



背後から、

足音。


カインだ。


「行くのか」


「はい」


「魔王の元へ」


短い会話。


それで、

十分だった。


カインは、

剣を外し、

俺に渡す。


「これは、

 もう使わない」


「お前の剣だ」


受け取る。


重みが、

違う。


責任の重さだ。



ギルド本部。


ギルド長が、

地図を広げる。


「魔王城は、

 黒き大地の中央」


「魔王軍が、

 集結している」


「だが、

 道はある」


指で、

一本の線を引く。


「この街道を、

 進め」


俺は、

頷く。



夜明け。


王都の門前。


見送りは、

最小限。


カイン。

ミレア。

ギルド長。


ミレアが、

小さく言う。


「……生きて」


俺は、

笑う。


「約束します」


門が、

開く。


一歩、

踏み出す。


俺はもう、

影じゃない。


勇者ルートとして。


魔王を、

倒すために。


旅は、

始まった。


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