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紅い蝶
蝶を我が同胞って考えていた時期があった。
紅い蝶は胴体が黒で羽根は紅い。しかし、紅い蝶に魅了されたり、見たとしても身体に影響しない。だが、紅い蝶が如何に幻想的に見える事に変わりない。故に「不死」「不滅」等の象徴である。
〜紅い蝶のログ〜
???「おや?迷子の蝶かな?」
博士「……紅い蝶」
???「そうだね」
博士「……綺麗」
???「そうか?」
博士「…幻想的で綺麗」
???「それなら、博士が飼育するか?」
博士「外に逃がしてあげて」
???「了解」
博士「また会えるかな?」
???「会えるといいな」
博士「うん」
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この物語は不定期更新です。
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