人間の姿をした作業台の話
作者の思い付きで書いている為、全ての連載作品は不定期更新です。予めご了承ください。
何処にでもある作業台と違うところ、それは―私が人間の姿をしてる作業台であるということだけ。一人称は「私」そして何処にでもいる人間と対して変わらない。自分自身を作業台だと思い込んでいるだけなら、どれだけよかったことだろうか?私は「作業台になりなさい」といつも言われ続けてきたから作業台だったり、業務用ロボットみたいに「作業に集中しろ」だのなんだのあって、気づいた時にはもう作業台としての役割を果たし続けている。そしてそれはまるで私にませられた私の仕事を全うしているだけに見えるかもしれなし、或いは、自動人形のように見えるのかもしれない。まぁ、どっちでもいいけどこれだけは言っておきたいことがあるから聴くも聴かないも読者の皆様の判断にお任せする。「えっ?途中から投げやりになるなって言われても、ここから先はつまらない話で、本編になんも関係ないから聴き逃しても構わないわ」
閑話休題「とあるログの一部」
この話は上記の物語とは一切関係ありません。
博士「君は何故、クロノギアスみたいな懐中時計を製作したのかね?」
???「同じ材料を買っても、これと同じ物は作れないし、同じ作品でも似て異なる作品が出来上がるだけだから同じ物は作りたくないし、それに…」
博士「それに?」
???「同じ物を作る気なんてない」以上
この物語を読んで頂きありがとうございました。