表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/28

第1幕 笹本太郎

 わたくし笹本太郎は、只今大阪の東通り商店街にある細い裏路地にて、下半身丸出しで人目を忍んで隠れている。

 何故お前は大阪のど真ん中で、その様に破廉恥な姿でいるのか? 皆のその様な疑問は言わずともびしびしと痛いほど察することができる。

 しかし! この世のすべての物事において理由というものが存在するのだ。

 ここで私が述べておきたい事は、決して私が下半身丸出しで大阪に繰り出し、その状態に興奮してエクスタシーを感じるような変態ではない。それだけは我が名誉にかけて、理解してほしい。

 先ほどこの世のすべての物事には理由があると述べたが、私にとってこの事態はまさに青天の霹靂であった。

 その理由を説明しよう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ