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尻尾

作者: たこはな

俺は生まれつき尻尾が生えている。

なぜ生えているのかはわからない。

しかも、両親は尻尾がないのだ。

でも両親は俺を愛情込めて育ててくれた。

周りは不気味がって遠ざかろうとしたが、俺の底なしの明るい性格でだんだんと友達ができるようになった。

それに、尻尾があるといろいろ便利なんだ。

使いこなせれば第三の手にもできるようになる。

誰にも真似ができない俺だけの自慢できるアイデンテティだ。

俺の体が成長したある日、みんなにも尻尾が生えて、伸び始めた。

専門家によると、なんのきっかけか、太古の昔まだ猿人だった頃の遺伝子が呼び覚まされたと言うのだ。

なんだ、それは!

俺だけの尻尾だぞ!

俺は怒りに震えた。


そして

俺は手術して尻尾を切った。


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