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彼女と友達  作者: 言話
2/4

No. 2 デートの誘い!?


駅に来るまでに走った上、初対面の女子と話して喉が渇いて仕方ない。

何か飲もうとカバンを開けるが、飲み物を買い忘れたのであるはずがない

しかも自販機からはだいぶ離れてしまったので戻りづらい。

時間もないため飲み物は諦め、待ち合わせに間に合うことを祈りながら走る。

スマホが振動してメッセージが来たと知らせるが見れるほど余裕がなく、申し訳ないと感じながらも無視する。


休まず走ってきたからかホームへの階段がとてつもなく長く感じる

へとへとになりながら階段を上り切ると階段のそばに波華とその友達の未来がいた


波「正宗遅すぎ」

未「今日はどうしたの正宗くん?」


「ちょっと人助けしてきた しかも女子!」


波「彼女待たせたのに謝りもしないんだ」

未「一応時間には間に合ってるけどね」


未来はかばってくれるが波華を待たせたことには変わりないため何も言えない


波「まぁ、帰りで何か奢ってよね それで許す」


財布にはアイスを数個買えるほどのお金は入っているがアイスで済むのだろうか。


そんなやりとりをしている間にホームには電車がやって来る。


今日の電車は比較的空いていたが、それでも通勤通学する人たちで溢れていた。

残っていた席を波華と未来に譲り なんとなくスマホを見ると、そこにはさっきの女子からのメッセージが表示されていた。


『さっきはありがとうございます。 よかったら2人で会いませんか?』


波華ともちゃんとしたデートしてないのに初対面の女子とデ、、デート!?

色々なことを考えている間に学校の最寄駅に着いてしまった 学校に着くまでの間もずっとそのことを考えてしまって波華や未来との会話が頭に入ってこなかった。


授業の内容も頭に入って来ないまま昼休憩の時間になって教室でご飯を食べる


波「正宗電車に乗った後からおかしくない?」


「え? そ、そう?」


波「そうだよ 何かあったでしょ」


「まぁ あったというかなかったというか」


波華が心配してくれるが流石に初対面の女子とデートしそうなんて言えないためひたすらに誤魔化す


未「言いたくないってこと? まぁいいやご飯食べよ?」


波「未来のご飯すごいね」


未「いや波華のご飯も美味しそうだよ」


「ご飯、、買い忘れたんで お恵みをください」


波「帰りが楽しみね はい卵焼き」


「ありがとう」

そう言って波華から卵焼きをもらう

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