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第2話 学校のお姫様と自己紹介

この話は我慢してください。次話からラブコメします。

俺がいるのは俺の所属しているプロチームのオフィスである。そうしてもう1人一緒にいる人物がいる。学校一の美少女向井由莉である。何故ここにいるかって?俺が聞きたい。女子なのにプロゲーマーってすごすぎるだろ!


「まさか早退の理由が向井さんと同じとは思わなかったわ」


「それは私もよ。まさか友沢くんプロゲーマーだったなんて。ゲームうまいのねー!」


「嫌味か?」


何を隠そうこの向井という女!俺より強いのである。


具体的に説明するには俺のやっているゲームを紹介する必要があるだろう。


俺やっているゲームover sea2略してos2は

チーム対戦型アクションシューティングゲームで、さまざまな特殊能力を持つヒーローを操作し、タンク1人、ダメージ2人、サポート2人のロールに分かれてチームで協力して戦うFPSタイプの対戦ゲームである。


もちろんこの手のゲームには必ずあるランクマッチも存在しており、俺はダメージロールにおいて日本TOP500に9シーズン間常に入り続けている。


そして俺が入ったのは「Bullet(バレット)」というチームで、主にヴァロウントというゲームで有名なプロチームで、os2部門はこの間出来たばかりのチームなのだ。このチームの目標は一ヶ月後にある日本大会であり、そこで上位3チームに入ることだ。そうすることで世界大会に出場権を獲得することができる。この部門はそのためにできたのだ。


と、ゲームの説明は説明はこんな感じだ。


でまあこの女、俺より強い。

なぜなら俺は前シーズン最終31位だったのに対し、こいつは30位なのだ!


「オフィス着いたっぽいよー」


「お、まじか。今2時55分だ、ギリギリセーフだな」


俺らが扉を開けようとする前に扉が勝手に開いた。


「ようこそBulletへ。名前は何かな?」


俺は一声聞いて誰か分かった。この人の名前はlox(ロックス)。元os1のプロである。osは有名なゲームではあるものの、全盛期フォートナイツほどの力はない。なんならos1から2になって衰退しつつあるゲームであった。しかし! そんなos2を支えたのがユーチュブチャンネル登録者100万人越えの元プロ

loxである。

実はこのチーム。そんな有名なお方が俺らのコーチなのである!


とりあえずまずは挨拶をしなければ、そう思ったら


ces(セス)です。よろしくお願いします」


と、向井さん先に挨拶をした。それに俺も続く。


Folder(フォルダー)です。よろしくお願いします」


みんな本名ではなく、ゲーム内の名前で呼び合うのが常識だ。


「あい。よろしくねぇ。さて、みんな集まった事だし自己紹介から行きますかぁ。じゃあまず俺からで、loxでーす。元os1プロでーす。メインロールは⋯⋯。まあ基本なんでもできまーす。27でーす。みなさんと一緒に世界大会出れるようにコーチしてくんでーよろしくー」


俺らが椅子に座ると同時にloxさんが自己紹介をはじめた。というか生でみたloxさんは思ったよりふわふわしてた。思ってより優しそうな感じがした。


「じゃあdressから自己紹介ー」


loxさんが次の人を指差した


「ん。dress(ドレス)。メインタンク。よろ」


ドレスと呼ばれた男は多分俺らと同じく高校生だろう。なんとあろうかことか物凄いイケメンだ。

俺はゲームしか出来ないのに、あの人ゲームも出来るし顔もいいってことだろ? 殺さなきゃ


「このゲームはコミニケーション大事だからねー。もっと仲良くなろうとしてねー。じゃあ次toys(トイズ)ー」


「はい。toysです。以後お見知りお気を。メインはサポートをやっております。私たちで世界大会に行けるよう尽力させていただきます」


次に自己紹介したのはスーツを着てピシっとした、The社会人みたいな人だった。頼りになりそう。分からないことあったら教えてもらおう。


「あいあい。次pound」


pound(ポンド)だ。メインサポート。世界大会に出られるように全力で頑張ろうと思う。よろしく。はっはっは」


次に現れたのはムキムキマッチョだった。しかもくそでけぇ。身長195くらいありそうだなこりゃ。

隣で向井さんも筋肉を凝視している。


「ジロジロみすぎじゃね?」


「あっ。たしかに、あんま見ると失礼か」


「ん?そこのお嬢さんこの筋肉に興味があるのかい。」


俺らの会話が聞こえてたのかムキムキマッチョが話しかけてきた。


「え、あ、はい素敵だなあって」


「そうかいそうかい。お嬢さんも頑張ればこうなれるよ。プロテインいるかい?」


「遠慮しときます⋯⋯」


絶対そういうことではなくないか⋯⋯? すごい脳筋な匂いがする。ほんとにあの人はゲーム上手いんだろうか⋯⋯。


「じゃあー。次Folderくーん」


「あ、え、はい。Folder(フォルダー)です。メインは⋯⋯えーと⋯⋯。ダメージです。よろしくお願いします」


やべぇ他の人のこと考えてて自分の自己紹介何言うか全然考えて無かった⋯⋯。


「ふふふ」


突然向井さんが俺にだけ聞こえるくらいの音量で笑った。


「何かおかしかったか?」


「いや、いかにも陰キャっぽい挨拶だなって」


そんなことを向井さんが耳元で囁いてきた。酷くね。


「お前も別に対した挨拶できないだろ」


「あら?私も舐めないでもらってもいいですか?」


「じゃあ最後ー。cesー」


「みなさんこんにちわ。cesです。プロゲーマーですので、男を想定していたかもしれませんが私は女です。しかし女だからと言って弱いわけではありません。私はこのチームでの世界大会出場はもちろん。今年に達成出来なくとも、いつかは「世界大会を優勝する」そんな目標を持って活動して行きたいと思っています。よろしくお願いします」


いつもの学校のお姫様モードからは考えられないようなシャキッとした態度の力強い自己紹介だった。すると何人かから拍手が起こった。


「どうだったかしら?陰キャ友沢くん?」


「あぁ。すごかった。めちゃくちゃかっこよかった」


「え?あ⋯⋯そう。ありがと」


「ん?どうした」


「なんでもないわ」


「素直に褒められたのに驚いたのか」


「わかってるんじゃない!!」


「さっきのお返しだ」


なにがおかしかったのかは分からないが向井さんが笑ったのにつられて俺も笑った。


「おふたりさーん。いいかなー?」


「え、あ、」


気づくと周りのみんなが俺たちを見つめていた。あっやべ。もしかしてやらかした?これリア充はわー見せつけちゃったってやつ?


「仲がいいのは良い事だなぁ!はっはっは!」


「まあそうだねー。ただ、ゲームにしょうがないようにねー」


いやまあでもここは向井さんの為に


「別に仲良いわけじゃ。な?」


助けを求めようと横にいる向井さんを見た。


「そ、そうよ」


向井さんの顔はめちゃくちゃ赤かった。えなにこの子かわいいんだけど。















Bullet

コーチ lox 元os1プロ だいたい語尾を伸ばしている

タンク dress クールイケメン高校生 ランクTOP68位

ダメージ Folder(友沢 秋) ランクTOP31位

ces(向井 由莉) ランクTOP30位

サポート toys 礼儀正しい社会人 ランクTOP42位

pound 高身長マッチョ ランクTOP12位


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