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90.和食と晩餐会

愛犬90

 上等な客間で、俺はリョウに魔物図鑑を読み聞かせているが、ドムは解体図鑑を読みふけっていた。


 扉がノックされて、綺麗なエルフのメイドさんの後に、女王陛下と護衛のキャプテンエレナが入ってくる。


「女王陛下が、にっこり笑って古竜ドラカニ様への。手紙が書けたし貢物も持ってきたわ」


「あとで、フランの友達への手紙と一緒に出しますから」


「まあ、あのフランちゃんのお友達ってどんな方なの」


「フランド国の、トルラ村の16歳の女性エルフで。エレーラ副村長です」


「16歳で、副村長とは人望があったのね」


(ご主人様、この口調が女王陛下の本来の。しゃべり方なのですね)


 そうみたいだな、本当は砕けた方なのかもしれないし、本当は優しいのだろうな。


「これ以上は、晩飯の時にでもフランに直接お聞きください」


 晩餐会は、アームの好きそうなものを、キャプテンエレナに聞き用意させたので、楽しみにしていると良いと言う。


 それから、古竜ドラカニ様に渡してほしい、手紙と貢物を今受け取って欲しいと、米から作った酒の10数樽を、アイテムボックス(中)から出してきて、フェニのアイテムボックス(小)に移した。


 女王陛下が、去り暫くすると綺麗なエルフのメイドさんが、晩餐会の時間になりましたので、食堂まで案内をしてくれる。


 食堂の席に、着いたが高そうな調度品に、豪華な装飾された食堂に、女王様とミローラさんとキャプテンエレナが、座って待っていた。


 綺麗なエルフのメイドさん、連れられてフランにマリアにライラも席に着き、女王陛下にもう大丈夫ですとマリアが申し上げると、女王陛下が食事にしようと綺麗なエルフのメイドさん達に、料理と酒を出すようにと命じる。


 運ばれた料理は、なんと小ぶりだが親子丼がでてきて、鶏肉を卵に閉じた絶妙な味わいで、舌がとろけるほどに美味かった。


 あとは、新鮮な刺身にワサビ醬油が付いており、焼き魚にホタテ貝や2枚貝を焼いて醤油を垂らしたものや、サザエやアワビのようなものがあって、こちらでも高級食材との事である。


 米から作った酒が、とても和食にあっていて、ドム用にと度数の高い焼酎のような酒も出され、マリアには果汁ジュースが用意されていた。


「女王陛下、何故このような和食が。食べられるのですか」


「不思議に、思うのもしょうがない事だ。900年程前に天界よりこの国に。異世界人が数人舞い降り。稲作と味噌と醤油を我が国に伝授したそうだわ」


 その異世界人の、子孫のハーフエルフ達が中心になって、和食を広めてくれていて天ぷらや天丼などや、蕎麦もレシピ登録をしてくれている。


「わしは、この天ぷらが凄く好きじゃ。焼酎と言う酒と合って美味しい」


「それを聞いて、ハーフエルフ達も喜ぶであろう」


「女王陛下は、ハーフエルフを差別したりはしないのですね」


「アームは、何を言っているのだ。このエルン国に住む限り。エルフもハーフエルフも人間もドワーフも。我が国民を差別などせぬぞよ」


「すみません、昔住んでた国で差別があったものでつい」


(ご主人様、それ以上この話を続けると。異世界人だとばれますよ)


 そうだな、なんとかリョウの念話で話を、そらすことはできないかお願いする。


〖そろそろ、古竜ドラカニ様へとフランのお友達への。手紙の件を話されたらどうですか〗


「フランの、手紙を出そうと思っているんだが。用意は出来ているか」


「書いてはあるんだけど、宛先はフローラお母様してほしいの。今エレーラはグランの冒険者ギルドのお母様の所で。魔法の修行中だろうから」


「フランちゃんの、友人のエルフの副村長さんだったわね。妹のフローラなら魔法についてなら。最高の師匠にになるわ」


「女王陛下、皆の前でフランちゃんはやめてください」


「もう、フランちゃんは頭が固いんだから。酒の席だしフロール叔母様で良いのよ」


 そう言うと、女王陛下みずからフランやマリアやライラ達に、これは焼き鳥でこれはオデンと料理を紹介していく、女性陣はオデンが気に入ったようだが、俺とドムとリョウはどちらかと言うと、焼き鳥に手が伸びた。


 酔っぱらはないうちに、手紙を出すと言ってフランから手紙をもらい、腕輪からフェニを呼び出し古竜ドラカニ様に、手紙と貢物の酒を渡すように言い、フローラさんとエレーラにも、手紙を届けるように命じる。

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