81.バカ貴族
愛犬81
目が覚めると、幌馬車の中だったが襲ってきた、5人の冒険者達は1人かけて4人になっていて、武装解除され縛られていたが、大人しくしている。
どうやら、最後の力を振り絞ったウィンドカッターで、敵のリーダーだったアルパ流剣士を、倒すことは出来たようだ。
「アームも、もう少し回復が遅れていたら。危なかったのよ」
「まさに、やらねばやられていたとこじゃ」
フランとドムが、俺を気遣うようにそう言ったが、前回よりもギリギリの戦いであったためか、今回は人を倒した嫌悪感より、生き残れた高揚感の方が強かった。
「そこの戦士、何故俺達を襲ったか吐いてもらうぞ」
「俺は、知ってることは全て話したぞ」
「へ 全て話したの?」
「アームが、意識を失っってる間に全て自白したわよ」
「わしの、前の雇い主のカルマン子爵の兄貴が王都でカルマン侯爵として。屋敷を構えておるんじゃが」
「わしが、奴隷解放されたのをどこかから知って。気に入らなかったらしくて。こいつらに殺させようとしたらしい」
「そんなことで、殺そうとするなんてあるのか」
「それが、バカ貴族ってものよ」
〖ご主人様が、意識を失っている間にフェニに国王陛下に事情を。伝えるように頼んで飛びだたせました〗
良くやってくれたが、俺の命令も無いのによく従ったな、僕が命じたのではありませんフェニには大変に高い知能があり、ご主人様に有益な情報を自分で判断して、それが正当だと判断して飛び立ってくれたのです。
あなたの、従魔は私達が思っている以上に優秀なのね、貴方以上かもしれないし良く大人しく従ってると、思うわとフランが言う。
ライラとマリアと、御者と警戒役を変わってくると、ドムとリョウが御者台に向かっていき、ライラとマリアが交代で入って来て、アームが気が付いたのを喜んでくれた。
「あたいと、フランでハイスペルヒールを唱えたんだけど。発動しなくて焦ったよ」
「あたしも、中々目を覚まさなかったんで薬草でも。口に突っ込もうと思ったわ」
ライラが、言うと冗談に聞こえないので怖いが、半分以上を本気で言ってるようなので手に負えない。
「ところで、お前達は死ぬかもしれない仕事を引き受けて。攻撃してきたんだ」
「俺達は、侯爵の依頼と言うこともあって断れなかった事もあるが。報酬も破格だったし相手がCランクになりたてのパーティーと。聞かされていたのでな」
「それに、こっちはBランク3人で補助もCランク2人ついているし。魔物50体もいたから軽い仕事だと思っていたんだ」
「完全に、なめてくれてたんだなそのおかげで。こっちは死人ゼロですんで助かった」
夕日が落ちる時、街道から外れちょっと広めの草場で、晩飯の用意とドルンガの餌の用意をするため、俺のウォーターカッターで草を刈り取り。
フランを、中心に土台を作り薪に、ドムがファイヤー火を付け鍋に、俺がウォーターで水を張りだしを取り、皆で肉と野菜の煮込みを作る。
ホットドックとクラムチャウダースープに、肉と野菜の煮込みだったが、野菜たっぷりでとても美味しかった。
そして、4人の捕虜にも食わすと、旅の途中で俺達は捕らわれの身なのに、こんな本格的な料理を食べさせていただける事に、感謝していると口々に言う。
食事が終わる頃、フェニが帰ってきて、国王陛下は事情は分かったと言われて、ザインさんと近衛兵5人の高速バルトホース騎馬隊と、高速護送馬車を昼夜走らせて向かわすので、俺達が次の町に着くまでには、追いつかすと伝えてくれとの事でした。
「フランが、野営の見張りの順番を決めてくれ」
「わかったわ、6時間交代で1番目は私とドムとマリア」
「2番目は、アームとライラとリョウよ」
俺とライラとリョウは、フランとドムとマリアに見張りを任せて、毛布に潜り込んで眠りについた。
フランとドムとマリアに、起こされ見張り交代よと言われて、眠いながらも交代する。
その日の、野営は何事もなく次の日の朝を無事に迎え、朝食はホットドックとクラムチャウダースープで、簡単に済ませた。
朝から5つの型からの素振りをやっていると、左でドムとライラも素振りを始めていて、リョウも前後左右に高速移動する訓練をしていて。
右では、フランとマリアが体術の型と、体の使い方と組手を練習していた。
そして、王都から幌馬車で出発して17日目の午前中に、ザインさんと近衛兵5人の高速バルトホース騎馬隊と、高速護送馬車に追いつかれて、ザインさんに細かい事情を話て次のカリル町に一緒に入り、門番にギルドカードを見せることにする。
ザインさんが、捕虜は引き取るが最低限の休憩は取りながら、昼夜走らせて来たのでまずは飯を食い、兵を交代で眠らせてやりたいと言うので、其処ら辺の食堂より美味しい物を、出しましょうと広場に行き。
近衛兵と、ザインさんに灰色パンと、クラムチャウダーとトンカツと、エビフライと濃口ソースを出し、上等のブランデーを1杯を出すと美味い美味いと、むさぼるように食べていたので国王陛下も、まだ食べていないはずの味ですよと言った。




