74.スパゲッティと宴会
愛犬74
商業ギルドの、綺麗な犬耳受付嬢さんにこれで昼飯食べてと、銀貨3枚渡して良い食堂はないですかと聞くと、野良猫食堂が美味しいですよと、場所を教えてくれる。
リョウが、さっきの話で場所はわかったので、先導しますからついて来てくださいと、言うので皆で後からついていく。
野良猫食堂と、言う割にはこじゃれていて、女性にも人気があるのも分かる気がする。
可愛い虎耳ウエイトレスさんが、海鮮スパゲッティがうちの自慢の料理ですよと、勧めてくるので皆がそれを注文して、外にいる犬にも同じものを、食べさせて下さいと頼んだ。
運ばれてきた、海鮮スパゲッティは大もりで、塩気がエビや貝と丁度良くあっていて、混じっていた魚卵とも調和して、大変美味しかった。
俺が、美味しそうに食べるのを見て、皆が安心していて朝食を食べれなかったのを、気にしてくれていたようで、ありがたい事である。
「私は、グランの町のパスタと。甲乙つけがたいぐらい美味しいわ」
「わしも、酒の肴にはなりそうもないが美味しいぞ」
「あたいは、この丸くて細い麺の食感が好きだよ」
「あたしは、何といってもこの魚卵の。プチプチが良いね」
おいそこのドワーフ、酒の肴ならないとは聞き捨てならないな、このブランディーと一緒に食してみろと、料理人のドワーフがブランディーを、ドムに差し出した。
ドムは、ブランデーを飲みスパゲッティを食べると、塩気とマッチして以外に美味かったので、酒の肴にならないと言ったことを、素直に詫びた。
「わかってくれればいいんだ、わしはトリス村のドワーフのザムだ。料理人をやっている」
「わしは、青いつばさのCランク冒険者のドムでドワーフだ。よろしく頼む」
「その一杯は、わしの奢りだ気に入ったらまた頼んでくれ」
「ドム、後で頼みたいことがあるので。ほどほどにしてくれな」
「アームが、そういうならもう一杯で昼はやめとくぞ」
ドムが、酒を飲み終わったので可愛い虎耳ウエイトレスさんに、楽器店はないですかと尋ねると丁寧に場所を教えてくれて、リョウに話すとご案内出来ますとの事だった。
リョウに、先導され楽器店に着き中に入ると、ギターやフルートやハーモニカなど、色々な楽器が並んでいて可愛い兎耳獣人さんが、接客してくれている。
ドムに、ギター演奏の腕を眠らせておくのは勿体ないので、ギターを買うように勧めると、意外にあっさり買う事きめて、付属品一式を金貨50枚で購入した。
それを見ていた、マリアがドムにあたいもギターを買うから、楽譜と一緒に選んでくれと頼んでいるが、自分の事にはお金を使わない、マリアにしては珍しい光景である。
フランも、フルートを買うと言い出し、ライラはハーモニカを買うと言うので、俺もハーモニカなら簡単だろうと思い、買うことにしたらライラが教えてあげると言ってくれた。
宿屋に戻り、裏庭を借りてドムがマリアに熱心に、ギターを教えていて俺はライラにハーモニカを教わり、フランは華麗にフルートを吹いている、たまにはこんなスローライフもいいなと思う。
暫くすると、フランとライラが俺に歌を教えてくると、言うので聴き入っていたらそろそろ自分達にあわせて歌ってみなさいと、言うので歌ってみたら予想よりは、上手いと褒められる。
ドムの、ギターの伴奏とフランのフルートと、ライラのハーモニカの演奏とマリアと、リョウのワンワンという合いの手で、1曲丸々を1人で歌ってみると、何とも気持ちが良かった。
それを女将さんが、聞いていたらしくちょっと早いけど、今から晩飯と宴会をやろうじゃないかと、従業員や他のお客さんに言って回り、裏庭での宴会となる。
酒とつまみが、運ばれてきて女将さんの乾杯を合図に、お客さん達や従業員さん達がドムのギターの伴奏や、皆の演奏で歌ったり踊り出したりしているなか、可愛いウエイトレスさんがひときわ目立っていた。
宴会の様子を、見てか商会幌馬車隊の人達や、隊商のリーダーのホルンさんもやって来て、何人かは楽器をもってきていて、ドム達と演奏を交代してくれて、その間にドム達が飲み食いする。
皆は、エールを頼みドムは度数の強い酒を飲み、マリアは果汁ジュースを飲みつまみに出てきた、ハンバーグやスペアリブや魚貝類を、美味しそうにほおばり食べていた。
夜遅くまで、にぎやかな宴会は続いたが、皆が風呂に入りたいと言うので、交代に入ることにしたが、女性陣がリョウを洗ってくれるそうだクッ うらやま!




