62.巨大な古竜
愛犬62
扉を開けて、中に入ると広さは先程のドームの5倍は広く、その中心にいたものに皆が身構える。
ドラゴンゾンビの、3倍はでかい巨大な古竜がいたからである。
〖まずは、挨拶よりも先にアームとその左手をわしに見せてみろ〗
〖ハイスペルヒール〗
古竜が、そう唱えるとアームの左手が、瞬く間につながり皆が泣いて喜んでいると、古竜がアームに問いかけてきた。
〖そう緊張するでない、わしに会いに来たんじゃろ〗
「それじゃあ、ダンジョンの主とは貴方なのか」
〖そうじゃ、女神様とは古い友でもある。古竜ドラカニじゃ〗
〖マリアよ、そこの岩にホリーハイドームと唱えてみよ。あくまで岩の周辺にとどめるのじゃよ〗
直径1メートルの、岩にマリアがホーリーハイドームと唱えると、岩がドーム状に結界に囲われた。
「何度も、練習してもできなかったのに」
〖ドラゴンゾンビとの、戦いでホーリーレーザー使ったときに。覚醒して使えるようになったのじゃ〗
「じゃあ、あたいは聖女になれたって事ですか」
〖あと教会で、女神様と話をして認定されれば。正式な聖女じゃ〗
安心したら、腹が減ってきたな昼はとっくに過ぎてるし、ガッツリ飯を食っておくかと言うと、皆が土台を作り薪をくべドムが着火して網を置く。
グランドブルの、グランドブルの肉と野菜と魚介類を切り、バーベキューをしてホットドックとクラムチャウダーを食べる。
わしも、ご相伴にあずかると言うと、ドラゴニヤ様は人間の美中年に変身して、参加してきたが酒はわしのを飲めと、上等な竜酒を出してきた。
酒は、度数は高いが飲みやすく、マリア以外はその極上のうまさを堪能する。
〖腹も膨れたところで、お前たちに褒美を与えなくてはいけない〗
〖アームの、アイテムボックス(小)をアイテムボックス(中)にしてやろう〗
〖それと、フェニにアイテムボックス(小)を与える。今後の旅に必要になるじゃろう〗
俺の、体と腕輪が光ると暫くして元に戻ったので、アイテムボックスと念じるとアイテムボックス(中)になっていて、容量が段違いに増えていてお礼を言った。
〖次は、フランにアイテムボックス(小)と空間魔法を与える。空間魔法のレベルが上がれば。アイテムボックス(中)や(大)にもなるので頑張るのじゃ〗
フランの、体が光って暫くして元に戻ったので、アイテムボックス(小)と念じると間違いなく出てきたそうで、嬉しかったらしく何度もお礼を言い後ずさった。
〖次は、マリアにアイテム袋(中)を与える。いつまでもお金の管理をフランに頼ってないで。自分でするのじゃ〗
マリアも、お礼を言ったが何でそのことを、知っているのと尋ねたら心の中を読ませて、もらったと答えられた。
〖あとは、5人と1匹にわしの鱗を1枚づつ与える。防具にするなり売りさばくなり。自由にしなさい〗
皆が、お礼を言うと俺の丸盾とライラの大盾に、聖竜の刻印をさせてくれと頼まれたので、了承すると魔法で刻印された。
〖その刻印を見て、引き下がる竜がいたら。助けてやってくれ〗
「わかった、その時は必ず助けます」
〖それと、あのドラゴンゾンビの元になったドラゴンは。比較的弱いドラゴンだったから又ドラゴンゾンビにあったら。強さが違うので注意するのじゃぞ〗
ではまた来いと、古竜ドラカニが言うと2つの魔方陣が現れ、1つは帰還魔方陣でもう一つは最初の階から、戻ってこれる魔方陣であった。
俺達は、帰還魔方陣で最初の階へと念じて、最初の階にもどる。
腕輪から、フェニを呼び出し宿屋のエルザさんに、今日は泊まるから晩飯よろしくお願いします、あとドラゴンゾンビ倒しましたと伝えてくれと命じた。
馬車に揺られて、冒険者ギルドに戻って来て3番窓口のウサミさんに、23階用の討伐カード出すと討伐証明をしてくれたが、支払いは解体窓口でするとの事だった。
「グランダンジョンの、ボス踏破本当におめでとう。でも生きて帰ってきたのがおねーさん嬉しいわ」
その声に、まわりの冒険者達がざわめいたが、ダンジョンのボス踏破おめでとうと言う声が、あちらこちらから聞こえてきた。
解体窓口のバランさん所に行き、グランドブルが50頭でミノタウロスが20体でドラゴンゾンビ1頭をお願いします。
集計すると、グランドブルは1頭金貨100枚で合計で金貨5000枚で、ミノタウロスが1体金貨200枚で合計で金貨4000枚で、ドラゴンゾンビが1頭金貨9000枚で合計で金貨9000枚。
全ての合計で、金貨18000枚いつも通り均等配分にすると、1人金貨3600枚になった。
冒険者ギルドで、皆で風呂に入りにいったが、もちろん男女別々である。
フェニが、戻って来てエルザさんがおめでとうね、お祝いの用意しとくからと言っていたと、伝えてくれた。
皆と、話し合って教会で女神様に報告して、使命を聞くのを明日にする。
腕輪から、フェニを呼び出し教会のフローリ様に、明日の午前中に女神様のご神託を聞きに、伺いますと伝えてくれと命じた。
宿屋に戻ってエルザさんに、今日あったことを報告したら、ドラゴンゾンビをよく倒して生きて帰って、本当に良かったね一杯でも二杯でもおごるよ。
「5人とも、晩飯食べてきな今日は特別リョウも食堂でお食べ」
俺達が席に着くと、可愛い猫耳ウエイトレスさんと可愛い狐耳ウエイトレスさんが、料理と例の酒と果汁ジュースを運んできてくれる。
スペアリブと、ナス味噌炒めに豚の生姜焼きにウインナーの盛り合わせに、ゴロゴロ肉じゃがで酒のおつまみだった。
エルザさんに、ガルムさんにマインさんにマミちゃんも席に座り、ちょっと遅れてフローラさんにダインさんがやってきて席につくと、皆でドラゴンゾンビ討伐おめでとう乾杯と言う。
あたし達の、かたきを取ってくれてありがとうね、今夜はあたし達の奢りだよ、存分に飲んで食べておくれ。




