第40話「我が名はマヨネーズ。」
切れ芸公爵夫人ルイミア。夜中に廊下で踏んだのはマヨネーズだった。
VS、マヨネーズ!人間外でも気にするな!
公爵様系?転生系?聖女系?のコメディーです。超短編。くだらなさに笑顔を忘れない方、苦笑いで流せる方、お時間ありましたらぜひ。
夜中に起きて、お花摘みにいく。
起きて、マルセルちゃんの向きを変えて、マキアス様を見て、扉を開ける。
ぐに。なんか踏んだあ。
げ!マヨネーズ!?
わちゃっと出てる。あちゃ~。
いかん。トイレ先。ごめん。
と、行こうと思ったら。
「これ、ワシを置いていくでないよ。元に戻すか拭く火星。」
「誰だ。間違えんで良い所を誤字るヤツは?」キョロキョロ。
…足元のマヨネーズが動いている。立ちやがった。
なんか、手生えてる。キューピーちゃんっぽい手だ。
くるり。振り返った。ボトルにカワイイ目が二つ。
「踏まれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん!」
「だいまおう~!」
「かんちゃん!?」
「ルイミアだ!」
「がんちゃん!?」
「それはヤ●ターMEN!」
「…我が名はマヨネーズ。」
「オマエ絶対最初、じゃじゃじゃじゃん言おうと狙ってただろ?」
「…勿論、マヨラーです。」
「聞け?」
「あなたにもチェ●シーあげたい!」
「オマエいつ飴になった!」
「あなたにもチェル仕上げたい」
「チェルって何!」
「多くなれよ?」
「大きくだコラァ!」
「いや、アナタのお子さんに言ってるんですよ困るな」
「多くなってどおする!」
「え、2人目ほしくないの?」
「なんだと…てれ。」
「ふふふ、困った奥さんだ…」
「何だオマエ…?」
「我が名はマヨネーズ」
「2回目!」
「果たして、マヨ・ネーズなのか、マヨネ・―ズなのか、誰も知らない。」
「―ズって誰か思うのか!?」
「ええ!?悩んでたのに!」
「いいから冷蔵庫帰れ。」
「ばっかでえ~マヨネーズは常温!」
「あう!しまっ…てない!開封後は冷蔵庫推奨ってかいてあります!」
「レイゾウコはレイ・ゾウコなのか、レイゾ・う子なのか…。」
「誰も思わねえよ!」
「全国に居たらアナタ謝罪会見ですよ?」
「適切に処理してます!」
「わかった。お友達紹介してやるからスマホよこせ聖女。」
「どういう流れだ!?」
「HEY!カモン!SHOHEY!」
「そ、僧兵!?」
「うわ。かなっしい誤字。」
「オマエが言うか!?」
プラ容器が走ってくる。
「HEY!SHO―YOU!参上!」
「あ…醤油だ…マヨと繋がったわ…。どこも将平じゃないわ。」
「醤油~♪醤油~♪」
「名作汚すなコラァ!」
「イヤ、私、自分の名まえ歌っただけネ」
「卑怯な!」
「賞味~♪賞味~♪」
「コノヤロー!」
「あ!そういや私そろそろ賞味期限切れます早く使ってください!」
「判ったから冷蔵庫で寝てろ!」
「ばっかでー醤油は常温保存!」
「きいいいい!」
「あ、開封後は冷蔵モノもあるって(SHOWYOU調べ)」
「く!なんかオマケで救われた気分!」
「ふふふ、ではそろそろ去るとしよう。楽しい夜だった。SAY―JOE」
「何しに来た!?てか何もしてないよね!」
「うむ。ただ来て、喋って終わる。これこそ真のマヨ。」
「そこまで意味のない矜持を初めて聞いた!」
「うむ。初めてこそファースト。」
「何という堂々たるアホ…何者だアンタら!」
「漢字では難しいからな~。TSUKUMO?」
「結構買いましたー!」
「一応、神さま!ワシら」
「むう!手強いわけだぜ…」
「じゃあな。そろそろ旦那がくるぜ。どじょうサン。」
「川魚じゃねえ!」
がちゃ。
「ルイミア、何を1人漫才してるんだ?」
「マキアス様…いま、そこにTSUKUMO神が…」
「ん?居ないけど?」
…いつも間にか居ない。零れたマヨもない。あれー、寝ぼけたかなぁ。
「老化は寒いぞ。横においで…。」
マキアス様ん…ぽっ…しかし…
「誰が老化だコラァ!?」
…お花摘み行ってから、漢字書かせよう。




